事業構想学群の鹿野護教授が参加している「WOW」オリジナルのプレゼンテーションツール「Breakfast（ブレックファスト）」のベータ版が公開されました。

多様なビジュアルデザインを武器に国内外で活躍し、さまざまな企業のプレゼンテーションをサポートしてきたWOW開発によるBreakfastは、プレゼンを想いを紡ぐ「物語」へと変え、心に響くストーリーテリングを可能にします。また、発想を妨げない高速な自動レイアウトや効率的な情報整理は、クリエイティビティやビジネスシーンを力強くサポートします。(公式サイトより引用)

サイト内では、鹿野教授によるプレゼンテーションツールをめぐる開発ストーリーや、講義での使用シーンを織り交ぜたユーザーインタビューなどが掲載されています。

これまでのプレゼン資料の多くは、ページ単位のスライド形式でした。このスタイルでは、一ページの中に情報を無理に詰め込みがちです。Breakfastでは、従来の「めくりながら読み進めるスライド型」ではなく、「話の流れを分断しない縦スクロール型」を採用し、一連のストーリーとして伝えることに重点を置いています。また、自動的なレイアウトシステムを採用しているため、テキストや画像、動画などの素材を追加していくだけで、素早く美しいプレゼンが完成します。Breakfastはあなたのアイデア発想を支援し、情報発信をより創造的なものへ導きます。(公式サイトより引用)

・プレゼンは縦スクロール型
・簡単に素早くプレゼンを制作
・レイアウトはセミオートマチック
・並べ替え、整理整頓が簡単
・複数のプレゼンを効率的に管理
・多様なビジュアルテーマ
・ウィジェットを使って対話的なプレゼンを実現
・HTML 書きだしに対応
・プレビュー機能

Beginner：資料を作る時間をなるべく短くして、発表練習に時間を充てたい。
Designe：これまでにない美しいプレゼンテーションが欲しい。
Teacher：学生たちと対話的な授業を実現したい。
Doctor：研究の意義や成果を、分かりやすい文脈として伝えて、社会の中で、研究成果がより生かされるようにしたい。

ダウンロードは無料ですので、ぜひ新しいスタイルのプレゼンテーションツール「Breakfast」をご体験ください。

・鹿野 護(事業構想学群 教授)

メディアデザインを用いて、社会の問題や価値創造を行うための研究。アプリケーション、インタラクティブビジュアル、アートインスタレーションなど、様々なメディアを活用し社会で機能させることを目的とする。それらの実装のために必要なソフトウェアを実際に開発し、プロトタイピングを行いながらより良いユーザー体験をもたらすインタラクションを実現させる。また、美しさや魅力を作るためのプロセス、そして感性に訴えるための伝達方法・表現のあり方を、感性と科学の両側面から研究する。