看護学群

看護学類:入学定員95名

入学者に求める能力

  1. 人や地域社会、看護に関心を持っている人
  2. 人の喜び、苦しみを分かち合える温かい思いやりを持ち、人との関係を大切にできる人
  3. 科学的探究心を持ち、主体的かつ柔軟な発想で取り組むことができる人
  4. 国の内外を問わず、看護学を通して地域社会に貢献しようと思っている人

大学教育を通じて発展・向上させる能力

看護学群は、生命の尊厳を基盤とする豊かな人間力を備えて、科学的思考とマネジメント能力を持ち、ヒューマンケアを中核とした創造的な看護を展開し、地域の人々、多分野・異文化の人々と協働して学際的に活躍できる人材育成を目指しています。

めざせる資格・免許等

  • 看護師国家試験受験資格
  • 保健師国家試験受験資格(選択)
  • 養護教諭一種免許状(選択)

卒業時に取得できる資格・免許は、「看護師国家試験受験資格」が全員、保健師教育課程を選択した学生は「保健師国家試験受験資格」、養護教諭教育課程を選択した学生は「養護教諭一種免許状」を取得できます。

学群長メッセージ

多くの場で、すべての年代の人に関わる看護学

看護は、人が誕生して成長し、社会人として活躍し、年を重ねて死に至るまでの人生すべてに関わります。長い人生を送る中では、生まれ持ったケアの心での援助だけでなく、健康面の専門的な援助も必要です。専門的な援助を探究する看護学では、身体の生理反応と、心のはたらき等の知識をもって、家族や社会の中で役割を持つ人を全人的に理解することが不可欠です。また、社会の変化に伴う人の暮らしの変化と健康への影響を見据える洞察力も重要です。看護学群では、一人一人の人を尊重し、その暮らしに関心を向けて援助する知識と技術を身につけます。看護学の学びを生かす場は、多岐にわたります。妊娠出産する女性と新生児へのケア、学校での養護教諭、治療する患者さんへの看護、施設で暮らす高齢者へのケア、疾病予防と健康増進を図る保健活動等です。専門的な看護の基礎知識と技術をしっかり修得し、様々な場での新たな看護を、共に楽しく探究しましょう。

看護学群 学群長 菅原よしえ


看護学群「スキルスラボ」が2022年10月にオープンしました

看護学類

看護学の基盤となる知識・技術を身につける「専門基礎科目」と、看護学の専門性を深め、拡げる「専門科目」を学年進行に沿って体系的に配置しています。

国際看護プログラム

国際協力の現場や多様な文化的背景を持つ人々への看護臨床で、関係者と協働した看護実践を行えるための基礎的能力の修得を目指しています。4 年間を通して、外国語やグローバルな視点での健康課題や文化ケアアプローチについて学びます。海外の大学の看護プログラムや国際援助の実際に関する講義等への参加を通して、国際看護の魅力を実感できます。

災害看護プログラム

災害サイクル各期において支援ができる看護職を目指す学生が、災害看護の基礎的知識と技術を身につけるためのプログラムです。学生は学修を進めるにあたり、1年次から学びの振り返りができるポートフォリオを作成しながら、指定された科目を学びます。また、その学びを活かした災害看護関連のボランティア活動を行うことでさらに深い学びが可能です。

看護学群のキャリア支援

学生一人ひとりの自己実現のために、そして看護職として自律した社会人となれるようキャリア支援を行っています。

卒業後の進路
  • 病院や施設・地域で働く看護師
  • 自治体や企業の保健師
  • 幼・小・中・高・特別支援学校の養護教諭
  • 大学院や助産師養成校への進学

キャリア教育

4 年次までに学生自身が進路決定できるように、1年次からキャリア教育を通して学修します。具体的には、1 年次の「スタートアップセミナーⅡ」でキャリアについて学びます。そして、2 年次からの「キャリアガイダンス」、「公務員セミナー」、「養護教諭セミナー」などを通して個々の学生が、自らの適性を考え職業の選択ができる能力を育成します。

就職・進学相談

4 年次はキャリア開発担当教員により、学生が希望する進路について「個別相談」を計画的に行います。また、キャリア開発室の進路指導員による就職試験に向けたエントリーシート作成支援や面接対策など、きめ細かな支援を行います。

国家試験対策

「看護師」「保健師」の資格は、国家試験の合格をもって得られる資格です。4 年次には、定期的に模擬試験とその
解説会を行い、学びを定着させます。また、国家試験直前対策として教員による学習会を行うなど、合格に向けてのサポート体制を構築しています。

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