食産業学研究科

研究科長メッセージ

食産業に新たなイノベーションを起こしましょう!

西川研究科長

食産業学研究科長 西川 正純 教授

 食産業研究科では、2016年3月に博士課程後期の第1期大学院生2名が課程を修了し、博士(食産業学)の学位を授与されました。学部誕生から足掛け10年、「食産業学」はここに完成を迎えたことになります。開設以来、他大学に類を見ない食産業全般をカバーする独自のカリキュラムで人材育成に努め、社会のニーズに応えてきました。昨年、TPP交渉が大筋合意され、コメ、麦、牛・豚肉、乳製品、砂糖の原料などの農産品重要5項目の関税が一部撤廃の見込みとなるなど、食料分野の世界情勢は刻々と変化しています。その中で、食料生産の効率化のみならず、食品の安全性、栄養機能性、新しい加工特性の付与など、高い付加価値を有し、消費者ニーズを敏感に捉え、グローバルな競争力を持つ新商品の開発は必須です。それに加え、新しい食品サプライシステムの構築による流通の効率化、農業環境の維持、食料資源の再利用、水資源の確保、食育等々、食産業のあらゆる分野で、英知と経験の積み重ねとエビデンスに基づいた新しいテクノロジーの継続的開発によるイノベーションの創出が求められています。東日本大震災から早5年、食産業学研究科はこれからも食材の宝庫であり食料供給を担う東北の要衝仙台で、食産業のイノベーションの発信源となって東北の復興に寄与し続けていきます。みなさん、一緒に食産業のイノベーション創出の研究に挑戦していきましょう。


博士前期課程

食品イノベーション領域

食品イノベーション領域では、食品の製造・流通・加工・消費の各段階で生じる諸問題を対象に、自然科学・技術の側面と、社会科学・ビジネスの側面から教育・研究を行います。

食品ビジネスマネジメント分野

食産業が直面している問題を、技術とビジネスの両面から探求し、解決することができるような人材を養成します。

食品技術開発分野

食品科学の新知見を活用し、食品の機能性や高齢者向けの食品開発など、食品の高付加価値化について科学・技術の面から解決できるような人材を養成します。

農・環境イノベーション領域

ファームビジネスマネジメント分野

食材生産に係わるバイオ技術の開発・普及、あるいは地域農業振興の方策などを研究し、地域の農業振興を指導できる人材を養成します。

環境マネジメント分野

農業や食品産業、あるいは農漁村で起こっている環境問題やエネルギー問題を解決することができるような人材を養成します。

教育方法の特徴

(1)食産業学の各専門分野について、基礎理論と実践的な課題解決を志向した講義や演習等の科目を配置し、ケースメソッド等の実践性を養う教育方法も採用しています。
(2)入学直後に全員が必修で学ぶ「食産業学研究特論」等により、食産業や食産業学の全体像を把握できるようなカリキュラムを組んでいます。
(3)「プロジェクト研究」の成果を以て修士論文に代えることができるなど、現場の課題重視の教育体制を取っています。


博士後期課程

食品研究領域と農・環境研究領域から構成されます。食品イノベーション領域と食品研究領域、また農・環境イノベーション領域と農・環境研究領域は、それぞれほぼ同じ専門分野をカバーしています。

教育方法の特徴

(1)主指導教員・副指導教員による個別指導と、後期課程を担当する全教員による全体指導体制を組み合わせて指導します。
(2)個別指導としては、入学直後より主および副指導教員が、研究テーマに即した指導を行います。
(3)全体指導としては、年度ごとに博士論文の中間報告会を行い、食産業学の多岐にわたる専門分野の教員から指導を受けます。


教育目標・教育ポリシー


教員紹介


論文


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