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看護学群トップページ

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年4月13日更新

看護学類

定員95名看護学群

入学者に求める能力

(1)人や地域社会、看護に関心を持っている人

(2)人の喜び、苦しみを分かち合える温かい思いやりを持ち、人との関係を大切にできる人

(3)科学的探究心を持ち、主体的かつ柔軟な発想で取り組むことができる人

(4)国の内外を問わず、看護学を通して地域社会に貢献しようと思っている人

大学教育を通じて発展・向上させる能力

生命の尊厳を基盤とする豊かな人間力を備えて、科学的思考力とマネジメント能力をもち、ヒューマンケアを中核とした創造的な看護を展開し、地域社会及び多分野・異文化の人々と協働して学際的に活躍できる人材の育成をめざしています。

看護学の基盤となる知識・技術を身につける「専門基礎科目」と、看護学の専門性を深め、拡げる「専門科目」を学年進行に沿って体系的に配置します。

めざせる資格・免許等

●看護師国家試験受験資格
●保険師国家試験受験資格
●養護教諭一種免許状
※看護師国家試験受験資格、保険師国家試験受験資格、養護教諭一種免許状の取得が可能です。保険師国家試験受験資格と養護教諭一種免許状は選択制です。いずれか一方を選択できます。

看護学類についてもっと見る

 学びへの誘い

人間を理解する「感性」を育む時期

看護学類 教授 石原 美和石原教授

  私は、主に1年次、2年次の「看護原論」や「看護技術論」「基礎看護学実習」などの科目を担当しています。臨床で集中治療室やエイズ患者の看護に従事した後に、厚生労働省の看護技官として、保健医療福祉に関する行政に携っていました。東日本大震災等の対策本部で危機管理にも当たりました。これらの経験から、大学院では「看護政策論」という、看護制度や政策に関する科目も担当しています。研究テーマは、資格制度や、地域包括ケアにおける看護事業の展開などです。 
  看護学は、人間を対象にした応用科学であり、看護実践も理論や技術と共に、人間や社会に関する深い理解が必要になります。そのためには、人間としての「感性」を育てる必要があると考えています。入学後は、勉強以外にも、サークル活動やボランティア、旅行などをして、知見を広めて、将来は豊かな人間性を備えた看護専門職となってほしいと思います。また、看護専門職の活躍の場は行政や企業でも広がっていますので、将来は、多様な場で看護の視点を持って社会に貢献してほしいと考えています。


実践性の高い学問だからこそ、社会や人との関わりが重要

看護学類 講師 志田 淳子 志田講師

  私は、「在宅看護学」を専門としています。多種多様なライフステージや健康レベルにある在宅療養者とその家族が、住み慣れた地域でどのように生きていきたいのかを共に考え、どのように支援することで実現できるのかを追求します。そのためには、地域における様々な機関・職種との関わりや連携が不可
欠となりますので、非常に実践性の高い学問であると言えます。
  私は、支援の本当の意味とは、自分たちが「何かをしてあげる」ことではなく、対象の力や持っている可能性を信じて、それを引き出すことではないかと考えています。本人とその家族が主体となって課題を解決したり、苦難を克服できるように、環境を整え、そのプロセスをチームで支援していくことが看護に従事する者の使命だと思っています。
  看護は人と関わりながら、生命と生活を守るお仕事です。学生時代には勉強はもちろんですが、いろいろな人と接しながら豊かな経験を積んでください。人との関わりの中でこそ、相手やその家族の苦悩を想像し、本質を理解し、共感する力、支え合う力が培われていくからです。


看護職者としての精神を育む

看護学類 講師 小松 容子小松講師

  私は精神看護学が専門で、主に精神疾患を抱える方とそのご家族への支援や偏見・差別の軽減に関する研究をしています。
  私が担当している2~3年次の必修科目「精神看護援助論」の一部では、看護職者としての精神的な土壌を育てるために、自分自身の振り返り(リフレクション)に重きを置いた授業をします。
  例えば実習中、泣いている患者さんやイライラしている患者さんに遭遇した時、多くの学生にとっては声を掛けることが容易ではありません。そのような場面に身を置くことやその方の苦しみに寄り添える自信が十分に培っていないからと思います。しかし、実際の現場では毎日、年齢や性別、抱える疾患も異なる患者さんと相対することになります。看護職者は、そうしたすべての人に対して、寄り添えなければなりません。そのためにはまず、「自分はどんな場面が苦手か、それはなぜか」などといった自己洞察をし、自分と向き合うことで克服していく必要があります。
  ほかにも、精神疾患を持つ患者さんとそのご家族を招いての病いの体験に関する講義や、学生たちにグループセラピーやアートセラピーを体験してもらうなど、実体験により近い形の授業を行うことで、深い学びを得てほしいと考えています。

 

 「国際看護プログラム」について

 国際看護プログラム グローバルな視野を持つ看護職になるための学びの場として「国際看護プログラム」を設置しています。将来、国内外の看護の現場で、異文化の人々を理解し、看護実践および関係者と協働できるための基盤となる基礎的能力の修得を支援するプログラムです。本プログラムでは、学生が各自のポートフォリオを作成しながら、所定の英語科目と看護専門科目により4年間学び続けます。専門科目の「実践看護英語演習」では、医療英語も学び、海外の看護大学や医療機関での研修を行います。各国の文化や社会問題をふまえた看護ケアについて学び、多様化している世界に対応できる柔軟性や広い視野を習得していきます。

 Student Message

看護学部 看護学科4年 佐藤 奏春さん佐藤 奏春

宮城県仙台向山高等学校 出身

  国際支援にかかわる看護師になりたいという夢があり、海外での研修がある宮城大学へ入学しました。3年生の夏に2週間のフィンランドでの研修に参加し、現地の看護教員の講義や実技演習、老人ホームやホスピス、ネウボラ(独自の母子保健システム)などの施設見学を行いました。充実した福祉施設やサービス、支援システムなどを学ぶ中で、“福祉が発達する”ということは、“いかにその人らしく暮らせるか”なのだと実感しました。私は、この演習を通して、視野が広くなり、人とのつながりの大切さを再認識することができました。将来は、英語を学び続け、異なる文化的背景をもつ患者さんへも対応できるような看護師になりたいと思っています。