食産業学研究科 教育ポリシー

令和2年度以前入学生向け

カリキュラムポリシー

食産業学研究科博士前期課程では,食産業に関する高度職業人や地域産業のリーダーの養成を教育の目標とし,以下のカリキュラムを編成する。

(1)安全・安心な食品の供給を担う食産業分野のイノベーションを支える人材を養成する食品イノベーション領域,食材生産を担う農水産業・農山村環境保全・食産業全般に関わるリサイクルにおけるイノベーションを支える人材を養成する農・環境イノベーション領域を設ける。
(2)共通科目として食産業学研究特論を配置し,食産業の現状を具体的な事例を取り上げながら考察し,合わせて研究を進める上での研究法についても考える。
(3)専門科目として,専門性を高めるために,食産業に関わる各種特論を各領域で配置する。
(4)食産業の現場で直面している問題をより直接的に研究テーマとして,問題解決を志向したプロジェクト型の研究を進めるプロジェクト研究A・Bを配置する。

食産業研究科博士後期課程では、それぞれの専門領域における深い学識と高度な実験・解析の技術や専門能力を持って地域と国際社会に貢献できる人材の養成を教育目標とし、高度職業人及び研究者を育成するカリキュラムを編成する。

(1)食産業分野において、研究マインドを持った専門的職業人として活躍できる基礎カを養うことを目的として基本科目を設ける。
(2)食産業全体を視野に入れつつ、高度化・複雑化する食産業の各分野での発展的な課題や手法について、その深い専門性を獲得するため、講義形式の専門科目と演習形式の専門科目を設ける。
(3)学生の問題意識により設定したテーマについて、指導教員から研究方法や論文化等、公表のための技術的指導を直接受けることで、研究能力を育成する特別研究を設ける。

ディプロマポリシー

食産業学研究科博士前期課程では,以下の要件を満たした者に対して,修士(食産業学)の学位を授与する。

(1)食産業のニーズや課題及び食生活の課題に応えることのできる専門的知識及び技術を有している。
(2)専門領域における知識と技術を発展させ,食産業の発展に寄与するための方策を立案できる。
(3)流動する食産業の動向から,直面している課題を認識して自ら答えを導き実践することができる。

食産業学研究科博士後期課程では、以下の要件を満たした者に対して、博士(食産業学)の学位を授与する。

(1)食産業学の専門領域における深い学識と高度な研究手法並びに専門能力を備えている。
(2)食産業学における学識と技術・能力を基盤とし、自らの研究課題を発掘し、高い倫理性のもと,自立的に研究し課題の展開及び解決ができる。
(3)食産業に関する研究成果の公表や、その研究法を駆使することで、高度化・複雑化する食産業の世界を導くことができる。

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