事業構想学研究科 教育ポリシー
令和2年度以前入学者向け
カリキュラムポリシー
事業構想学研究科博士前期課程では、産業振興や地域振興を対象とした事業構想に関わる人材の養成を教育の目標とし、高度職業人及び研究者を育成するカリキュラムを編成する。
(1)プロジェクトマネージャ育成のための高度職業人育成コース、専門領域における研究者育成のための学術研究コースを設ける。
(2)事業構想を構成するビジネスプラニング・ビジネスマネジメント・空間デザイン・情報デザインの各領域における高度な知識・技能を修得するための専門講義科目群を構成する。
(3)高度職業人育成コースでは、地域社会や企業と密接に関連した実践型教育を展開する。また学術研究コースでは、グローバルな研究者育成を図るために英語科目を設ける。
(4)研究科共通科目として、事業構想学を概説する基礎講座を設けるとともに、事業構想学に関する最先端知識を修得するための特別講義を設ける。
事業構想学研究科博士後期課程では、先端的諸問題の発見と解決ができる独創的な研究能力と事業能力を有するプロジェクトマネージャ及び研究者育成のために、以下のカリキュラムを編成する。
(1)産業・事業システムと地域・社会システムを基盤の領域として据え、それぞれの領域において事業構想の高度かつ先端的な専門知識と技能を修得するための演習科目を設ける。
(2)独創的な研究能力・事業能力を培うため異なる分野の演習科目の修得を必修とし、多角的な視点からの発想力と分析力を培う。
(3)研究能力の育成及び着実な論文執筆のための研究指導科目を設ける。
ディプロマポリシー
事業構想学研究科博士前期課程では、以下の要件を満たした者に対して、修士(事業構想学)の学位を授与する。
(1)地域社会における事業構想の実現のための専門的知識及び技能を有している。
(2)専門領域における知識・技能を軸としてそれらを発展させ、事業の構想や推進のための方策を立案できる。
(3)社会の動向や時代の流れに関心を抱き、自らが取り組むべき課題を見出し、それを高度専門職業人あるいは学術研究者としてそれぞれの立場から積極的に活動できる。
事業構想学研究科博士後期課程では、以下の要件を満たした者に対して、博士(事業構想学)の学位を授与する。
(1)産業事業システム又は地域社会システムを対象に事業構想とその実現のための高度な専門知識及び実践能力を有する。
(2)事業の創出や地域社会の課題抽出とその解決の方策を立案でき、さらにそれらを体系的かつ論理的にモデル化できる。
(3)研究成果を活かしつつ、産業や地域社会の発展をリードするプロジェクトマネージャ、研究者として貢献できる。