新着情報

25.10.27

8月-9月宮城大学の学生が奈良県立大学との連携プログラムに参加しました

奈良県立大学と宮城大学は、2017年5月16日に連携協力に関する協定書を締結し、学生の多様な学びの機会を創出することを目的として、教育資源及び人材等を相互に活用し、連携協力して教育活動を行っています。2025年度は宮城大学の学生が奈良県立大学へ訪問し、奈良県立大学主催の国際交流サマースクールには4名、合同集中講義プログラムには9名が参加しました。

国内外の学生らとともに日本や奈良の文化に触れ、交流を深めた13日間

奈良県立大学で8月17日から8月29日にかけて観光、文化、伝統芸能などについて国際交流を深めながら学ぶことができるプログラムを開催しました。8月22日からは奈良県内においてフィールドワークを実施し、各グループが成果物の発表を行いました。

奈良県御杖村(みつえむら)の観光客向けの商品の魅力向上及び新商品開発

奈良県御杖村で3泊4日の合宿形式でのグループワークを行い、村内で販売される軽食やサービスについて分析し、地域の魅力や特性を踏まえた上で、実践的な既存商品の魅力向上提案、および商品開発の実施を行っていただきます。地域の歴史、現状、周辺の資源などの情報を基に、グループワークやフィールドワークを通じて、班ごとに提案しました。

開催概要

国際交流サマースクール

日付 講義内容
8月18日 オリエンテーション
8月19日

講義①観光と科学技術~デジタルから宇宙まで~
講義②持続可能な観光地域づくり
講義③落語 ことのはの芸能
講義④人と環境のための空間づくり

グループ討議

8月20日

講義⑤日本文化と国外からの文化導入
講義⑥古代の奈良 -日本の形が整った時代-
講義⑦奈良の文化財とその魅力
講義⑧東洋の智慧

グループ討議

8月21日

講義⑨国境を超えて移動するということ
講義⑩関係性から考える国際協力 ―東ティモールと日本―
講義⑪フィールドワークの取り組みについて
グループ討議

成果発表・フィールドワーク準備

8月22日 成果発表・フィールドワーク準備

8月23日
8月24日

フィールドワーク、ホームスティ体験

8月26日
8月27日

成果発表準備
8月28日 成果発表会、ふりかえり、修了式

合同集中講義プログラム「地域連携演習」

日付 講義内容
8月31日

オリエンテーション、演習

  • 現状分析(道の駅の訪問、販売商品の確認)
  • 事業主の方へのヒアリング        
  • 試作品開発、商品パッケージの検討、販売促進方法の検討
  • 進捗報告
  • プレゼンテーション資料の作成
  • 教員の巡回と進捗確認

9月1日
9月2日

グループワーク

  • 御杖村「三季館」にてグループワーク及び周辺調査
9月3日

成果発表

  • 「三季館」にて地元自治体、村民の方に向けて成果発表会
参加学生コメントー 事業構想学群事業プランニング学類2年

慣れた土地を離れて普段とは異なる環境・仲間とともに活動することはとても刺激になります。慣れない・やりにくいことは多々ありますが、その経験もまた自信の成長につながるものだと思います。このような環境では、自身の持っている力の腕試しにもなり、今までの習った知識を持ってどこまでの成果を挙げられるかという挑戦をすることが出来ます。自身の強みや弱みを見つけることができるため何を学んでいくのか、何を伸ばしていきたいかという今後を見据えていくきっかけにもなりました。

参加学生コメントー 食産業学群フードマネジメント学類3年

今回の商品開発プログラムでのグループワークを通じて学んだこと、また普段は違う学びをしている人たちと会話することで感じたことが沢山ありました!そのことから私は今後これをしたい!と具体的にこれからやらなければならないこと、やりたいことが見つかりました!

奈良県立大学について

1953年に奈良県立短期大学として開学し、奈良県立商科大学を経て奈良県立大学となり、2001年に全国初の地域創造学部を設置しました。日本の歴史文化の原点である奈良の地で、歴史という時間軸と地域という空間軸の両面から現代社会の諸問題を探究し、ローカルかつグローバルな視点を持って活躍できる人材を育成しています。

国際交流サマースクールについて

奈良県立大学国際交流サマースクールは東アジアの国々と地域の若者が奈良の地に集い、歴史・文化・観光・国際など幅広い分野の学びと多様な立場からの意見交換を通じて、東アジアについての理解を深めるプログラムです。プログラムを通して東アジアの「共通性」や「関係性」に気づき、幅広いリベラルアーツを学ぶことを目標としております。

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