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20.07.29
7/11大和キャンパスで看護学群1年生の交流イベントを行いました
新型コロナウイルス感染症拡大により遠隔授業が続き、看護学群1年生は入学後、一度も来学できない状況が続いていました。しかし、5月25日に国の緊急事態宣言が解除され、段階的に外出自粛を緩和する方向となったことを受けて、7月11日、大和キャンパスにおいて交流イベントを開催しました。
交流イベント「See you at School of Nursing MYU」
このイベントは、看護学群1年生が、大学生になった実感を持ち、同じ大学の仲間と出会うことで不安を軽減し、大学生活のこれからを見通せる機会をつくることを目的としています。当日は、看護学群1年生103名中96名が午前・午後の2グループに分かれて参加しました。
高橋和子看護学群長によるミニレクチャー
レクチャーでは、「看護学群での学び」とは何か、また、看護職として大切な「生命を守る」「生活することを支える」「生き方に寄り添う」といった考え方を紹介しました。1年生にとっては、初めて受ける大学での講義であり、看護学生としての自覚を感じられるミニレクチャーとなりました。
在学生6名による看護学群のボランティアグループの紹介・学内ツアー・学生交流
学内ツアーでは、担任の教員と在学生によるガイドの下、コモンズやナーシングラボ(看護実習室)、図書館などを見学しました。また、在学生のファシリテートによる懇親会(交歓会)も行いました。
1年生はこれまで、遠隔授業において画面越しでの対話を行うことはありましたが、対面で学生同士のコミュニケーションを行う機会は今回が初めてになります。フィジカルディスタンスを保ちながらもLineのアドレスを交換したり、時間になっても、別れを惜しむ姿もたくさん見られました。また、在学生の先輩にも、大学での学びやサークル、ボランティア活動、アルバイトなど、直接質問する機会もあり、1年生にとっては大学生活に対するイメージができ、お互いのこころの距離が縮まる機会となったのではないでしょうか。
イベントの運営に伴う感染症対策
このイベントに備え、1年生は2週間分の体温測定・体調チェックを行い、前日にその結果を担任の教員に提出しました。また、当日も感染予防のため、入館時のAIサーマルカメラによる検温とアルコール手指消毒、入退館時の登録、マスクの常時着用、講義室内の徹底的な換気と消毒等を行いました。新型コロナウイルス感染症の拡大により、通常の大学生活を送ることが難しい状況ですが、看護職に就こうと考えている学生にとって、この体験が将来にプラスとなることを願っています。
看護学群について
看護学群は、生命の尊厳を基盤とする豊かな人間力を備えて、科学的思考とマネジメント能力を持ち、ヒューマンケアを中核とした創造的な看護を展開し、地域の人々、多分野・異文化の人々と協働して学際的に活躍できる人材育成を目指しています。看護学の基盤となる知識・技術を身につける「専門基礎科目」と、看護学の専門性を深め、拡げる「専門科目」を学年進行に沿って体系的に配置しています。卒業時に取得できる資格・免許は、「看護師国家試験受験資格」が全員、保健師教育課程を選択した学生は「保健師国家試験受験資格」、養護教諭教育課程を選択した学生は「養護教諭一種免許状」を取得できます。