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21.04.26
看護学群の教員が厚労省IHEATの保健師派遣に参加、感染症対策で活躍
宮城大学看護学群の教員が、厚生労働省が整備している「感染拡大地域に派遣可能な保健師等の専門人材を、必要な場合に派遣できる体制(IHEAT:Infectious disease Health Emergency Assistance Team)」に参加、地域における感染症対策で活躍しています。
3月17日に仙台市からの保健師派遣要請を受けて、厚労省・宮城県・仙台市・IHEATメンバーの協議により、宮城大学・東北大学・東北福祉大学で協働して、感染症対策の支援体制を整備しました。この支援体制には、県内大学で計65人の教員が参加、本学看護学群教員計20名も、支援シフトを組み、積極的疫学調査、在宅療養者の健康状況確認を主として実施したほか、他県からの自治体派遣者も含めた多数の支援者と職員の方々との連携した支援のためにリーダー業務も担いました。
他県からの自治体派遣が増え、感染者も減少傾向にあるために4月12日からはシフト人数を減らし、23日まで継続しました。本学は、今後とも地域における感染症対策を可能な限り支援していく予定です。
IHEATについて
厚生労働省が整備、感染拡大地域に派遣可能な保健師等の専門人材を、必要な場合に派遣できる体制(IHEAT:Infectious disease Health Emergency Assistance Team)です。
看護学群について
看護学群は、生命の尊厳を基盤とする豊かな人間力を備えて、科学的思考とマネジメント能力を持ち、ヒューマンケアを中核とした創造的な看護を展開し、地域の人々、多分野・異文化の人々と協働して学際的に活躍できる人材育成を目指しています。看護学の基盤となる知識・技術を身につける「専門基礎科目」と、看護学の専門性を深め、拡げる「専門科目」を学年進行に沿って体系的に配置しています。卒業時に取得できる資格・免許は、「看護師国家試験受験資格」が全員、保健師教育課程を選択した学生は「保健師国家試験受験資格」、養護教諭教育課程を選択した学生は「養護教諭一種免許状」を取得できます。