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18.11.16
西川教授がDHAに関する研究で日本脂質栄養学会のランズ賞を受賞
「魚を食べると頭が良くなる」という歌が、以前よく流れていましたが、それには魚に多いDHA成分が関係しています。食産業学群の西川正純教授は、「ドコサヘキサエン酸(DHA)の中枢神経に及ぼす影響~イオンチャネルからのアプローチ~」の研究で、日本脂質栄養学会第27回大会でランズ賞−栄養功労賞を受賞。記憶は、脳内のグルタミン酸が神経細胞間で情報を伝えて形成され、神経細胞の近くにDHAが存在すると記憶の情報がスムーズに伝わることを明らかにしました。
日本脂質栄養学会
日本脂質栄養学会は、「会員相互の交流を深めることにより脂質栄養学の進展を図り、時代に即応した脂質栄養指針を確立し、それに基づいた脂質性食品供給方法の開発を図り、もって健康の維持増進に貢献する」ことを目的とした脂質栄養学分野における学会で、年1回学会大会を開催しています。
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ランズ賞ー栄養功労賞
ランズ賞-栄養功労賞は、脂質栄養学の進歩に寄与する顕著な業績をあげたもののうち、栄養学の普及、栄養指導、広報活動等を通じて本会の発展に貢献したものに与えられます。