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22.09.22
9/5宮城県試験研究機関場所長会業際研究会×食産業学群「業際交流会」を太白キャンパスで開催しました/食産業学群
宮城県試験研究機関場所長会業際研究会(宮城県の試験研究機関で研究に携わる各分野の研究者ら)と本学食産業学群の教員が一堂に会する「業際交流会」が、9月5日太白キャンパスで開催されました。対面の交流会としては3年ぶりで、宮城大学を会場とした交流会としては10年ぶりの開催となりました。
県内多数の研究機関による発表を通して業際連携と新たな共同研究を促進
当日は、業際研究会47名、宮城大学は30名(うち院生・学生は6名)が参加、研究者間の自由な質疑応答による交流として、宮城県の各試験研究機関と宮城大学食産業学群の研究トピックを、スライドとポスターパネルを使って紹介しました。また、本学太白キャンパスの施設として、実験棟の分析機器と食品加工棟・水産実験棟の施設見学を実施、本学の研究教育への理解を深めました。
この交流会の実施を通して、それぞれの機関における研究課題や成果を共有し、研究者同士が相互理解と交流を深めることにより、今後のさらなる連携促進や、新たな共同研究につながることが期待されます。参加した学生にとっては、宮城県の機関で取り組んでいる多方面の研究に触れる貴重な機会となりました。
業際研究会の幹事公所で開催事務局である宮城県農業・園芸総合研究所の齋藤隆技術次長は「10年ぶりの共催となりましたが、宮城大学の諸先生方をはじめ、県の試験研究機関の職員にも多数参加していただきました。それぞれの研
究を紹介しあいながら、活発な情報交換を行っている様子に、事務局として喜ばしく感じました。また、準備と運営
にご協力いただいた宮城大学の皆様には心より感謝申し上げます。今後もこうした交流会が研究者間の情報交換を活発にし、業際的な研究テーマを作るきっかけになればと思います」と期待を寄せています。
開催概要
名称 | 宮城県試験研究機関場所長会業際研究会・宮城大学食産業学群 「令和 4 年度業際交流会」 |
日時 | 令和4年9月5日(月)10:00~16:00 |
場所 | 宮城大学食産業学群 メモリアルホール (仙台市太白区旗立2丁目2-1) |
内容 |
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主催 | 宮城県試験研究機関場所長会業際研究会、公立大学法人宮城大学食産業学群 |
参集機関 | 宮城県研究機関(9機関・県表記略):保健環境センター、産業技術総合センター、農業・園芸総合研究所、古川農業試験場、畜産試験場、水産技術総合センター、気仙沼水産試験場、内水面水産試験場、林業技術総合センター |
問い合わせ | 宮城県農業・園芸総合研究所 企画調整部 研究支援チーム 電話:022-383-8130 |
食産業学群について
宮城大学食産業学群では、食につながる生物生産とその供給から食品製造・流通・消費に至るまでのフードシステムについて幅広い専門的知識と技術を持ち、食産業全体を理解し、地域から世界まであらゆるレベルで食の未来を開拓できる意欲と能力を有する人材の育成を目指しています。美味しく、安全・安心で、栄養価に優れ、しかも簡便な食料品が求められる昨今、SDGs に謳われる飢餓の撲滅や海や陸の豊かさを守る目標の達成を視野に入れながら、スマート農畜水産やフードテックを活用した持続可能な食産業を目指しています。具体的には高生産性で病気に強い農畜水産物、保存性に優れ健康にも役立つ加工食品、高齢者が食べ易い食品などの開発を、消費行動を的確に把握するための最新のマーケティング理論や食感性科学の研究を取り入れながら進め、教育にも活かしています。