新着情報

24.02.22

太白キャンパスで日本農業技術検定の合格証書授与式を行いました

宮城大学太白キャンパスにおいて、日本農業技術検定の合格証書授与式が行われました。今年度は、日本農業技術検定3級に食産業学群の18名(生物生産学類2年生5名、食資源開発学類3年生12名、フードマネジメント学類4年生1名)が挑戦し、見事全員が合格しました。

食産業学群では、1年次に全員が農場での栽培実習、動物飼養管理実習、食品加工棟での食品加工実習を通して、食材生産や食品加工の実際を体験するとともに、講義科目(必修)の「食材生産概論」や「フードマネジメント概論」で基礎や理論等を学びます。このため、生物生産学類でも食品系で受験することや、フードマネジメント学類でも栽培系で受験することができるので、自分の得意分野で勝負することができます。

食産業学群では、日頃の学修成果を確かめるため、就職活動等での自己能力のアピールにもなる資格として、継続して団体受験できるよう進めていきます。

日本農業技術検定とは

日本農業技術検定試験は、農業現場への新規就農のほか、農業法人・関連企業等への就業をめざす学生や社会人などを対象に、農業界の人材育成・確保にむけて、農業の知識や技術の修得水準を客観的に把握し、教育研修の効果を高めることを目的とした全国統一の農業専門の試験です。農業の高度な知識技術を習得している実践レベルの1級、農作物の栽培管理等が可能な基本レベルの2級農作業の意味が理解できる入門レベルの3級の3グレード実施されています。農業高校など農業系の生徒・学生には勉学の到達度がわかり学習意欲の向上につながり、農業法人など農業関連企業等への就職希望者には自己能力をアピールする資格として注目されています。

食産業学群について

食産業学群は、食の生産から加工、流通の技術を学ぶとともに、マーケティングやビジネスの手法を用いて詳しく学んでいく学群です。今は、AIやIoTなど情報産業の時代と言われていますが、「食」すなわち食産業は永遠になくなることはない産業です。食に興味があるみなさんをお待ちしています。

TOP