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20.01.30

1/21看護学類の1年生が泉パークタウン寺岡地区の地域住民と、暮らしと生活史を学ぶ交流会を実施しました

看護学群看護学類では、1年次に「フレッシュマンコア」を中心とした基盤教育科目と、看護の基礎となる専門教育科目を学びます。また、2年次から3年次にかけて専門教育・実践能力を身に着ける授業や、4年次には病院や地域のフィールドで総合実習・卒業研究を行います。

看護学類の1年生が受講する「ライフステージ看護学概論Ⅰ」では、毎年、地域で暮らす70歳以上の方々を授業にお迎えし交流会を開催しています。今年は、泉パークタウン寺岡地区のみなさまにご協力いただきました。交流会では、看護学類の1年生108名が23グループに分かれ、地域の方々には一人づつグループに参加していただきました。

地域の方々がこれまで生きてきた生活史から、考え方や生き方、価値観、信念、健康のヒケツ、その人らしさについて理解を深める

今回の交流会では、住民の方々に、子どもの頃の体験や学生と同じ年齢の頃のこと、働き盛りの頃のこと、今の暮らしや健康のことなどのお話を伺いました。どのグループも笑い声にあふれ、楽しい交流会となりました。

学生からは、「貴重なお話が聞けて、とても充実した体験だった」「生きがいを持ち活動的な方で高齢者のイメージが変わった」「学びは一生続くとわかった、人生の様々な体験や学びが積み重なって自分がつくられていくとわかった」「ポジティブに前向きに生きていく姿勢を見習いたい」などの感想があり、高齢者理解が広がり、自分の生き方への学びもありました。

この交流会は、地域住民との交流に加えて、交流会の運営や対話(インタビューや傾聴)自体の訓練でもあります。住民の方からは、「自分が話すと次から次に学生さんが質問してくれて、対話が途切れることがなかった、よく聴いてくれたよ」とお褒めの言葉をいただきました。また、地域の方へのご挨拶や会の運営なども大学生らしい対応ができており、入学から10か月、1年生の成長ぶりがうかがわれました。

ライフステージ看護学概論Ⅰとは

ライフステージ看護学概論Ⅰは、1年次後期に開講される科目です。人生のスタートである小児期から人生の中核を成す成人期(青年期から壮年期、中年期、向老期)、さらに人生の最終段階である老年期を生きる人々について、一連の形態的・生理的変化や心理・社会的変化とそれらに影響を及ぼす要因について理解し、個人や家族の健康に関するニーズについて学修します。今回の交流会を振り返り、「人の一生と健康」について、さらに学修を深めます。

担当教員プロフィール

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