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20.02.10

2/7 七ヶ宿町総合計画ワークショップを開催しました

宮城県七ヶ宿町では「だれもがだいすきな水守の郷しちかしゅく」として,まちの将来像やまちづくりの方向性を長期総合計画として公表しています。事業構想学群の佐々木秀之准教授をアドバイザーとして,七ヶ宿町の総合計画策定業務の一部を受託しており,令和2年2月7日宮城大学のスチューデントコモンズにて,七ヶ宿町総合計画ワークショップを行いました。

最初に,町の担当者から,七ヶ宿町の観光の課題について共有し,佐々木秀之准教授のゼミ生たちが,春夏秋冬をテーマとした観光ルートを作成しました。ゼミ生たちからは,七ヶ宿町のなめこやわらじ,耕作放棄地といった地域資源を有効に活用したい,といった意見があがりました。

今後も宮城大学では,事業構想・看護・食産業と様々な側面から,地域資源を活かす方法と,学生の若い活力を地域に還元していきます。

宮城大学と七ヶ宿町

宮城大学は平成26年度に,宮城県から受託した「みやぎ特定地域振興事業業務」の一環として,七ヶ宿町の行政区長や民生委員に対する地域課題の聞き取り調査を行いました。これを機にご縁をいただき,翌平成27年度には「七ヶ宿町地方創生戦略計画」と「七ヶ宿町ミニスーパー基本構想」の策定支援を,翌平成28年度には「七ヶ宿物産ブランド化支援」をお手伝いしています。

プロジェクト①ミニスーパー基本構想

過疎高齢化が進む七ヶ宿町で平成26年に寄せられた悩みの1つとして「買い物拠点がないこと」が挙げられました。町外への調達が強いられることはもちろん,若い世代が便利な土地へ流出してしまう原因の1つでもありました。このミニスーパー基本構想に基づき,平成29年から,ファミリーマート+コープ七ヶ宿店の一体型店舗を展開しています。これにより,コンビニエンスストアならではの利便性と品揃えに加え、みやぎ生協が取り扱う生鮮三品(青果・鮮魚・精肉)や産直ブランドの商品を町民が町内で購入できるようになりました。

プロジェクト②七ヶ宿物産ブランド化支援

優れた町産品等を七ヶ宿ブランドとして認定し、情報発信することで七ヶ宿町の知名度向上と地域経済活性化を図ることを目的に「七ヶ宿ブランド認定制度」を創設しました。「七ヶ宿ブランド認定制度」では認定審査会において一定の評価を得た「認定品」とさらに高い認定基準をクリアした「特選品」の2段階の認定種別を設けています。宮城大学では,この認証ブランドの運営からロゴデザインまでをお手伝いしています。

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