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24.04.17
3/17-3/22シドニー・ナーシング・スタディ・ツアーを実施/実践看護英語演習/国際看護プログラム
看護学群の「国際看護プログラム」では、国際協力の現場や多様な文化的背景を持つ人々への看護臨床で、関係者と協働した看護実践を行えるための基礎的能力の修得を目指しています。「国際看護プログラム」のうち、看護学群3年次の科目「実践看護英語演習」における学外演習として、3月17日~22日の間「Sydney Nursing Study Tour (シドニー看護研修)」を実施しました。
英語圏の保健医療・看護の現状とその文化・歴史的背景を学ぶ
看護学群3年生8名が、オーストラリア・シドニーで3泊4日の研修を実施
今年度のシドニー看護研修では、オーストラリアのシティライフのフィールドワークや、オーストラリア名門校であるシドニー大学のナーシングラボの見学、高齢者リハビリテーション施設におけるフレイル予防やノーリフティングケア(持ち上げない看護)についての学習を行いました。また、世界遺産でもあるブルーマウンテンズや、オーストラリア最古のシドニー病院内にあるルーシー・オズバーン・ナイチンゲール博物館の見学などを通して、先住民の文化、オーストラリアの看護の歴史などを学習するとともに、オーストラリアで働く日本人看護師との交流により、海外で看護師として働くことや看護実践の中での文化の違い等について学びました。
今回参加した白川真生さんは「本研修を通してオーストラリアの⽂化や⾃然、国⺠性、看護の歴史や実際を学ぶことができました。さらに⽇本と⽐較することでオーストラリアの良さだけでなく⾃国の魅⼒の再発⾒にもつながりました。」とコメントしています。
実践看護英語演習について
看護学群看護学類3年次前期開講の選択科目であり、国際看護プログラムで必ず履修の必要となる授業です。英語圏の保健医療・看護の現状とその文化・歴史的背景を理解し、異文化への感受性を高め、国際的視野を拡大する機会として、事前研修と学外演習(海外渡航によるNursing Study Tour)を通して、学びを深めます。
指導教員プロフィール
・小松 容子:看護学群准教授
精神疾患を抱える人にとってのノーマライゼーションの実現を目指して、精神障害者への偏見・差別の軽減に関する研究や、当事者やその家族の人たちがスティグマを克服出来るような支援の開発、家族支援に関する研究、精神疾患についての歴史的文化的研究等をしています。