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19.08.27

事業構想学群 土岐教授の”構造乾漆”が環境省プラスチック・スマートの取組事例として紹介されています

「構造乾漆」とは

はるか1,300年前の天平時代に確立した乾漆(かんしつ・麻布などを漆で固めたもの)は、現代のF.R.P.(Fiber-Reinforced Plastic/繊維強化プラスチック)と原理的に同じ造形技法です。しかし、現代まで乾漆自体が構造となって荷重を支えるような家具や建築物はほとんど作られていません。私たちは乾漆の力学的物性を科学的に検証し、乾漆を現代に蘇る最先端素材と捉えて「構造乾漆」と名付け、その構造的・デザイン的可能性を研究しています。また漆の植樹活動や建築・デザイン分野への技術提供を通じて、未来の漆のものづくりプラットフォーム構築を目指しています。(公式サイトより引用)

この構造乾漆の取組は、広くデザインの分野から注目されており、2016年にはアクシスギャラリーで展示も実施しています。

環境省プラスチック・スマートとは


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