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20.10.12

仙台市消防局(太白消防署)のプロモーションデザインに挑戦#01、9/29レクチャー実施/感性情報デザイン演習Ⅲ

「感性情報デザイン演習Ⅲ」は、実践的なデザインプロセスを学ぶ演習科目として、価値創造デザイン学類3年生を対象に実施されており、開発系(デジタルメディア作品の企画・制作)とリサーチ系(リサーチのためのデジタルメディア活用・制作)の2つのスタジオに分かれて授業が展開されます。

今年度の開発系スタジオは「社会課題解決型」として、地域連携センターのコーディネーションにより、実際に仙台市消防局(太白消防署)と連携し、消防局のプロモーションデザインを行います。最終成果物は、太白区内の大型商業施設での展示発表を予定しています。(全15回予定)

第2回となる9月29日は、太白消防署による、学生たちに向けたレクチャを実施しました。

市民を守るだけでなく防災意識の向上を、仙台市消防局の仕事

消防の仕事は大きく「警防」「予防」「救助」「救急」の4つに分かれています。今回のレクチャでは、それぞれの業務を実際に担当する消防士から、火災発生から消火活動までの流れや、救命救急、レスキュー等の仕事内容について、実際に使用している装備や、実演も交えながら紹介されました。学生との質疑応答では「これまでは消防士の活動や装備をPRすることが多かったが、今は火災の予防-市民の防災意識自体を向上させることが大切だと考えている」という消防局をプロモーションする際の意識の変化が紹介されました。

10月20日に予定している第5回目の演習では、消防署メンバーにデザイン案の企画レビューを行う予定です。

仙台市消防局(太白消防署)とは

宮城県仙台市の消防部局として通常の消防業務を行うほか、仙台市消防音楽隊、消防航空隊、特別機動救助隊(スーパーレスキュー仙台)や、杜の都防災Web、消防署の公式Facebookなど防火・防災の観点だけでなく、総合的に消防署の意義や機能を社会に広く伝達する活動を行っています。 

感性情報デザイン演習IIIとは

感性情報デザイン演習Ⅲは、価値創造デザイン学類の3年生がこれまでに修得したデザインに関する知識や技術を統合し、実社会と繋がりのあるフィールドにてデザインプロセスを実践的に学ぶ演習科目です。ウェブメディア、グラフィカルメディア、インタラクティブメディアなどのデジタルメディアによる価値創造の実践とグループによる共同制作を通じて価値創造デザインプロセスを学びます。

指導教員

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