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25.06.25
6/15 加美町旭地区の防災講座に事業構想学群石内教授が登壇しました/地域創生学類
事業構想学群石内 鉄平教授は『地域住民と協働による防災・減災に向けた事前準備に関する研究』を行っています。2025年6月15日、加美町旭地区(宮崎西部地区コミュニティ推進協議会)による旭の防災講座-旭の自主防災を考える-が開催、石内教授が講師として登壇しました。
加美町旭地区の特性をふまえた「自主防災」のカタチを考える
高齢化が進む中、誰もが安心して暮らせる地域を目指して
防災講座には旭地区住民ら約25名が参加し、石内教授が加美町のハザードマップの確認や活用方法について説明。参加者どうしで現時点での旭地区防災マップの内容をベースに、さまざまな視点から情報の追加と共有し、災害が起こる時間帯や季節、避難の方法、他地区との協力体制等、実際の災害を想定した防災対策を検討する災害図上訓練(DIG)の体験を行いました。
防災講座では、住民の他にも行政関係者の参加もあり、「自助」「共助」「公助」が一体となった防災対策についてもディスカッションが行われ、最後に防災クイズをしながら理解度の確認を行いました。参加者からは「実際に災害図上訓練を体験しながら学ぶことができて楽しかった。もう少し若い年代の方々にも参加いただいて、地区全体で防災活動について考え、取り組んでいきたい。」とコメントがありました。
開催概要
講座名 | 旭の防災講座-旭の自主防災を考える- |
開催日時 | 2025年6月15日(日) 13:00~16:00 |
場所 | 旭地区地域づくりセンター |
内容 | ①防災について考えよう!について石内教授によるレクチャー ②防災マップを活用した災害図上訓練(DIG) ③防災クイズ |
参加者 | 加美町旭地区在住の方25名 |
主催 | 加美町宮崎西部地区コミュニティ推進協議会 |
講師 | 石内鉄平 教授(宮城大学事業構想学群) |
加美町について
宮城県加美郡加美町は薬萊山や船形山などの雄大な山々や鳴瀬川、田川などの恵まれた環境の中で独自の歴史や文化が育まれ、豊かな農業地帯と歴代の人の営みが調和して織りなされた美しい景観を形成しています。「たのしく げんきな みんなのかみまち」にしていくための計画として、「住民満足度100%、日本一の加美町」の実現に向け、町民懇談会やワークショップといった町民参加型によるまちづくりに取り組んでいます。本学と2012年度より連携協定を締結し、連携事業として地域フィールドワークの授業などで交流を行っています。
教員プロフィール
・石内 鉄平:事業構想学群 教授
『潤いのある豊かな生活を安心して営むことができる地域社会の実現』を目指して、都市・地域計画や景観工学、空間情報工学(測量・GIS・リモートセンシング等)といった分野で研究を行っており、ライフスタイルや価値観の多様化、社会的諸問題を考慮し、よりよい地域社会の実現に向けて有意義な研究を実践していきたいと考えています。