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24.02.22

12月、柴田町船岡地区の防災セミナーに事業構想学群石内准教授が登壇しました/地域創生学類

事業構想学群石内 鉄平准教授は『地域住民と協働による防災・減災に向けた事前準備に関する研究』を行っています。2023年12月9日、柴田町船岡地区(町上名生11B地区町内会)による柴田町防災セミナーが開催され、石内准教授が講師として登壇しました。

柴田町船岡地区の標高や地形から洪水・土砂災害のリスクを確認
公助・自助・共助をテーマに、阪神大震災における防災活動についても紹介

セミナーには住民ら約30名が参加、石内准教授が柴田町船岡地区における標高や地形について確認しながら、洪水・土砂災害が起こりやすいエリアや避難場所・避難経路について説明。また、令和元年に発生した台風19号を事例として、船岡地区での被害状況や船岡地区住民アンケートの結果を共有するとともに、阪神大震災発生後に神戸で行った地域での防災活動の内容について紹介しました。

セミナーでは、住民の他にも行政・消防関係者の参加もあり、有事の際の避難所運営等についてディスカッションが行われました。参加者からは「地区として防災活動に重点を置いてきたものの、改めて住民・行政等地区全体が協働し防災活動に取り組むことが災害対策において重要であることが再認識できた」とコメントがありました。

柴田町について

宮城県柴田郡柴田町は都市再生整備計画の中で「多様な人が出合い交流する、緑豊かで歩いて楽しいガーデンシティを作る」という目標を掲げ、「花のまち」をテーマにしたまちづくりを推進しており、新しい計画でも市民参加型によるコミュニティガーデンの充実や観光資源化のための各所のハード整備が行われています。本学でもコミュニティプランナーの授業などで交流を行っています。

教員プロフィール

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