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23.11.17

10/25CP実践論を学ぶ学生たちが宮城県南地域での現地フィールドワークを実施しました/コミュニティ・プランナープログラム

宮城大学では、地域が抱える多様な課題の解決や、コミュニティづくりに貢献できる「コミュニティ・プランナー(CP)」の育成に取り組んでいます。2年生を対象とした科目「コミュニティ・プランナー実践論」では、実践者・専門家の講義や現地フィールドワークによる調査に基づくプロジェクト計画書作成を行うなど、コミュニティ・プランナーの知識、理解を深めます。今年度の講義では、宮城県南2市9町が参画するガーデンツーリズムの取り組み「みやぎ蔵王ハーモニー花回廊」を題材に企画立案のプロセスを学びます。10月25日に県南地域でのフィールドワークを実施しました。

「みやぎ蔵王ハーモニー花回廊」を事例に、ガーデンツーリズムの魅力を発信する

東北地方で初めて国土交通省によるガーデンツーリズム登録制度に登録された「みやぎ蔵王ハーモニー花回廊」は、県南地域2市9町の公園等で構成されています。みやぎ蔵王ハーモニー花回廊は、柴田町の船岡城址公園や、川崎町のみちのく杜の湖畔公園など9つの庭園で構成されており、各地の庭園間の連携や、多様な庭園の魅力が再発見できるよう工夫されています。本科目では、ガーデンツーリズムの魅力発信プロジェクトとして、学生たちが5つのグループに分かれ「みやぎ蔵王ハーモニー花回廊」のモデルコースを検討していきます。

船岡城址公園・みちのく杜の湖畔公園でフィールドワーク

船岡城址公園は東北有数の桜の名所でもあり、桜の樹間をぬって進むスロープカーは、世界的な旅行ガイドブック「Lonely Planet‘s Best in Travel」2020年度版でも紹介されています。学生たちは、柴田町役場の方の案内のもと、スロープカーに乗りアジサイ谷やコミュニティガーデン花の丘柴田を見学。船岡城址公園は町外から訪れる観光客も多く、特に近年では外国人観光客も増加していることを知りました。当日は急な雨天となりましたが、来訪者に対して雨天時にも満足度の高い体験を提供するための方策を考える機会となりました。

川崎町のみちのく杜の湖畔公園では、みちのく公園管理センター管理センター長よりレクチャーを受けながら公園内を散策。10月に見頃を迎える真紅のコキアが楽しめるだんだん畑や、彩のひろばを歩き、集客の工夫や公園管理の取り組みについて説明を受けました。近年、防災や自然環境の保全、地域振興の観点から重要視されるグリーンインフラの視点から、公園が果たし得る機能について学びました。

現地フィールドワークを通して、みやぎ蔵王ハーモニー花回廊における主要な公園の実際の様子に触れました。学生たちは今後も、フィールド調査や企画検討、実践者による講義を通して、プロジェクトマネジメントの一連のプロセスを学んでいきます。

コミュニティ・プランナープログラムとは

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