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21.11.20

11/6みちのく潮風トレイル・名取市区間において,学生が制作したマップを用いたモニターツアーを実施/コミュニティ・プランナープログラム

宮城大学では,地域が抱える多様な課題の解決や,コミュニティづくりに貢献できる人材として「コミュニティ・プランナー(CP)」の育成に取り組んでいます。11月6日,「コミュニティ・プランナープログラム」に参加する学生たちが制作した,みちのく潮風トレイル・名取市区間のマップを用いたモニターツアーを企画・実施しました。

名取市沿岸部の地域資源を見つけ,伝える

みちのく潮風トレイルは,青森県八戸市から福島県相馬市までの4県28市町村をつなぐ,全長1,000キロを超える,「歩くための道」です。東日本大震災からの復興を契機に設定され,三陸沿岸部の自然・景観・文化等に触れることのできる豊かな道としてハイカーなどに親しまれています。このイベントは宮城大学の学生が主催し,みちのく潮風トレイル名取トレイルセンターや地域の方々の協力を得て企画・実施しました。

学生たちはこれまで,複数回の現地調査と,みちのく潮風トレイル 名取トレイルセンターのスタッフの方々及び地域の方々へのヒアリング調査から,潮風トレイルの名取市区間の見所を盛り込んだマップを制作してきました。当日は5組9名の参加があり,マップに基づき仙台空港からみちのく潮風トレイル 名取トレイルセンターに至る約7キロを歩きました。道中では仙台空港を離着陸する航空機を間近に見られるスポットや,震災後に整備された防災公園等に立ち寄り,また,さつまいもの出荷作業を行う農業法人の方々とのひと時の交流も楽しみました。このモニターツアーで新たに発見したスポットや,参加者の方々からいただいたご意見は,マップの完成版に反映していきます。

この企画を通じて,学生がチームで検討した企画を,地域の様々なステークホルダーとの協力体制のもとで実施することで,地域でのプロジェクトの実践に至る一連のプロセスを経験し,学びや気づきを得ました。

この演習は,全学共通の3年次科目「コミュニティ・プランナーフィールドワーク演習」を履修した学生が実施したプロジェクトです。今年度は,大和キャンパス6チーム,太白キャンパス1チームに分かれて,宮城県内各地をフィールドに活動しています。今後もオンラインによる調査や現地調査・企画実施を通して,地域と共にプロジェクトに取り組み,実践的な学びを深めていきます。

コミュニティ・プランナープログラムとは

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