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新着情報

21.11.04

10/24栗駒山麓ジオパークビジターセンターと連携し、こども向けに地元の魅力を体感する写真撮影イベントを実施/コミュニティ・プランナープログラム

宮城大学では、地域が抱える多様な課題の解決や、コミュニティづくりに貢献できる人材として「コミュニティ・プランナー(CP)」の育成に取り組んでいます。10月24日、「コミュニティ・プランナープログラム」に参加する学生たちが、栗駒山麓ジオパークビジターセンターと連携し、こどもを主な対象とした市内のジオパークをめぐる、家族向けのツアーを企画・実施しました。

地元のこどもたちがジオパークをめぐって身近な自然の魅力を体感

このイベントは宮城大学の学生が主催し、栗駒山麓ジオパーク推進協議会の協力を得て企画・実施しました。参加したこどもたちは、撮ったその場でプリントできるインスタントカメラを持ち、栗駒の自然を撮影しながらジオパークを探索、撮影した写真でフォトアルバムを作りながら、普段の生活ではあまり着目されない身近な地元の魅力を体感します。

学生たちはこれまでジオパーク推進協議会と協働し企画内容を精査してきました。当日は5組16名のご家族が参加し、渡り鳥の飛来する伊豆沼や、紅葉が色づく世界谷地で自然を体験しました。カメラを手にしながらの探索は、こどもたちがジオパークの魅力を自ら見つけ出し、身近にある地域資源を再認識するきっかけとなります。この企画を通じて、学生がチームで検討した企画を、地域の様々なステークホルダーとの協力体制のもとで実施することで、地域でのプロジェクトの実践に至る一連のプロセスを経験し、学びや気づきを得ました。

ジオパークとは、「地球・大地(ジオ:Geo)」と「公園(パーク:Park)」とを組み合わせた言葉で、「大地の公園」を意味します。自然災害と向き合い、この地域に豊かさと多様な文化をはぐくんできた経験を未来へ伝えるため、栗駒山麓ジオパークは、栗駒山麓の地形・景観を教育、学術研究、防災、観光などに活用し、持続可能な地域づくりを目指しています。

この演習は、全学共通の3年次科目「コミュニティ・プランナーフィールドワーク演習」を履修した学生が実施したプロジェクトです。今年度は、大和キャンパス6チーム、太白キャンパス1チームに分かれて、宮城県内各地をフィールドに活動しています。今後もオンラインによる調査や現地調査・企画実施を通して、地域と共にプロジェクトに取り組み、実践的な学びを深めていきます。

コミュニティ・プランナープログラムとは

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