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20.09.30
9/19 根白石おもしろ市で学生たちが子ども向けワークショップを実施/コミュニティ・プランナープログラム
宮城大学では、地域が抱える多様な課題の解決や,コミュニティづくりに貢献できる人材として「コミュニティ・プランナー」の育成に取り組んでいます。「コミュニティ・プランナープログラム」に参加する学生たちが,「根白石おもしろ市」でブースを出店しました。「根白石おもしろ市」は仙台市泉区西部の農家,作家,商店会の方を中心として,手作りの野菜やお菓子,雑貨を野外販売するイベントです。
地域イベントのニーズを調査/子ども向けの出店と会場マップの制作を実施
学生たちはこれまで,「根白石おもしろ市」を対象として,地域の野外販売イベントの活性化について調査してきました。遠隔会議システムで主催者と打合せをしながら調査票を作成し,7月のおもしろ市会場で来場者・出店者へのアンケート調査を実施。8月にアンケート結果の報告・根白石七夕パネル展示を行い,ヒアリングを実施しました。調査の結果から,子連れの来客が多く「子ども向けの出店」が望まれていることや,会場内での出店者の配置がわかるような工夫が求められており,「会場マップの制作・配布」の需要があることがわかりました。そこで今回,「こけし塗り絵ワークショップとパネル展示」と「会場マップの制作・配布」の企画・実施に取り組みました。
この演習は,全学共通の3年次科目「コミュニティ・プランナーフィールドワーク演習」を履修した学生が実施したプロジェクトです。今年度は大和キャンパス6チーム,太白キャンパス2チームに分かれて,宮城県内各地をフィールドに活動しています。今回は,そのうちの2チームが連携してプロジェクトを実施しました。今後もオンラインによる調査や現地調査・企画実施を通して,地域と共にプロジェクトに取り組み,実践的な学びを深めています。
コミュニティ・プランナープログラムとは
地域の歴史・文化・資源を活かしたコミュニティづくりや、地域の人びとと共に課題解決ができる人材の育成を目指す新しい教育プログラムです。このプログラムでは、地域コミュニティの現場に触れ、自らの目で見て・聞いて・体験し、学習することで、地域の人びとと共に考えながら、地域本来の良さを活かした、これからのコミュニティづくりの提案を行える技能の習得を目指しています。
コミュニティ・プランナープログラム