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22.01.06

コミュニティ・プランナープログラムで学ぶ学生が「仙台若者アワード2021」で優秀賞を受賞

宮城大学では、地域が抱える多様な課題の解決や、コミュニティづくりに貢献できる「コミュニティ・プランナー(CP)」の育成に取り組んでいます。仙台若者アワード実行委員会が主催する「仙台若者アワード2021」において、コミュニティ・プランナープログラムの履修学生による「アルファ米を使ったレシピ集の制作」のプロジェクトが優秀賞を受賞し、川上学長、風見副学長(産学地域連携担当)への受賞報告を行いました。

アルファ米を使った美味しいレシピ集の制作/フードロス課題に取り組む

学生たちは、コミュニティ・プランナーの講義において、富谷市に拠点を置くふうどばんく東北AGAINへのヒアリングや活動への同行、独自のアンケート調査により、フードバンクの取組の現状と課題を調査しました。その一連の活動から、フードロスとして企業などから寄付される機会が多い、非常時の備蓄用食料であるアルファ米に着目し、おいしく食べるためのレシピ集の開発に取り組みました。適した水量の計測や調理工程の簡素化のトライアルを重ねて、トマトリゾットやガパオライスなどのレシピをパンフレットにまとめました。
<関連>ふうどばんく東北AGAINと連携し、「みんなのマルシェin BRANCH仙台」に出展

レシピ集は、仙台市のBRANCH仙台で昨年11月に開催されたマルシェにて、参加者に配布されました。また、その際のメディア記事を目にした他県の保育関係者からもレシピ集の提供依頼があるなど、プロジェクトの内容に加えて一定の広がりを見せている点などが評価され、優秀賞を受賞しました。

仙台若者アワード2021

仙台市は「学都仙台」と呼ばれ、多くの若者が活発に活動しています。特に、東日本大震災以後、社会や地域の課題を解決しようとする若者主体の活動が多くみられるようになりました。しかし、その存在はまだまだ広くは知られていないのが現状です。そこで仙台若者アワード実行委員会では、多くの若者がその活動を知るきっかけとなり、より若者が活躍できる仙台をつくるため、社会や地域の課題解決に寄与する優れた取り組みをおこなっている、仙台市内の若者団体を表彰する「仙台若者アワード」を2017年度から開催してきました。

コミュニティ・プランナープログラムとは

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