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新着情報

23.10.10

10/1 秋保町境野地区で「秋保境野の魅力たっぷり堪能ツアー」を開催/コミュニティ・プランナーフィールドワーク演習(食産業学群)

宮城大学では、地域が抱える多様な課題の解決や、コミュニティづくりに貢献できる人材として「コミュニティ・プランナー」の育成に取り組んでいます。3年生を対象としたコミュニティ・プランナーフィールドワーク演習に参加する食産業学群の学生たちが、境野地区と連携した「秋保境野の魅力たっぷり堪能ツアー」を企画・実施しました。

地域の魅力を若者に伝えるにはどうしたら良いか?
学生たちがリサーチを行い「秋保境野の魅力をたっぷり堪能ツアー」を企画・実施

境野地区は、秋保温泉から秋保大滝方面へ車で約10分(約5キロ)に位置します。住民の高齢化や労働力不足が深刻化するなかで、平成30年に「さかいの地区創生会」が設立され、特に、若い世代の交流人口の拡大が重要な地域課題となっています。学生たちはこれまで、境野地区の現状を把握するため、創生会へのヒアリング調査、地域資源の掘り起こし,若者の情報収集手段と旅行目的を把握するための宮城大学生を対象としたアンケート調査を行い「自然豊かで景観が良い/人の温かさを感じる/秋保の穴場である/保壽寺という地域資源がある/おいしい食がある/都心から離れているため非日常を味わえる/住民自身が地域全体で地域をより良くしたいと考えている」というキーワードを抽出しました。

一連の調査結果を踏まえ「さかいの産直市」で販売される新鮮な食材と、境野地区に建立する保壽寺が令和4年1月にオープンした「CAFETERA」に着目。インスタ映えするお寺のお洒落なCAFEで、従来のお寺のイメージを覆すような境野産食材を使ったコース料理の提供をメインとしたツアーを企画しました。また、これまでウェブサイトしかなかった「さかいの産直市」に対して、Instagramを開設し、その運営・操作方法について産直市を運営する60代以上のスタッフに対して講習会を開催するとともに、「フォトコンテストinさかいの」を企画・開催し、若者への情報発信力を強化してきました。

「秋保境野の魅力をたっぷり堪能ツアー」当日には8名の20代の若者が集まり、ツアー参加者は、地元食材と工芸品を取り扱う「さかいの産直市」での買い物、保壽寺「CAFETERA」での境野産食材を使ったコース料理、境野地区の田園風景を一望できる「森峯山」の散策、地元牧場直営の「KOMOREBIgelato」のジェラート、「秋保の杜 佐々木美術館&人形館」でのアート鑑賞を楽しみ、境野の魅力を堪能しました。

今回の演習では、自ら考案した計画を地域の様々なステークホルダーと実現する一連のプロセスを経験する機会となりました。※演習の実施にあたって、さかいの地区創生会、保壽寺、仙台観光国際協会の多大なるご協力に御礼申し上げます。

コミュニティ・プランナープログラムとは

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