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新着情報

22.03.17

舟引教授・佐々木准教授が参画する「みやぎ蔵王ハーモニー花回廊」計画、日本ガーデンツーリズム[周遊部門]への登録が決定/地域創生学類

国土交通省では、多様な庭園の魅力の再発見を促すため、各地域固有のテーマに基づいた庭園間の「連携」に着目した登録制度(ガーデンツーリズム登録制度)を創設、登録された各地のガーデンツーリズムの取り組みを国内外へ PR しています。このたび、地域創生学類の舟引教授佐々木准教授が参画している「みやぎ蔵王ハーモニー花回廊」計画が日本ガーデンツーリズム[周遊部門]に東北地方では初めて登録されることが決定したのでお知らせいたします。

みやぎ蔵王山麓の花修景と蔵王の恵みがぎっしり詰まったハーモニー豊かなツーリズム

宮城県南地域は、蔵王連峰、白石川、阿武隈川から太平洋に至る山と海の、2つの自然豊かな環境の多彩な観光資源がありますが、その一方で、近年では観光客数が伸び悩んでいる状況がありました。そこで、県南地域の自治体 2 市 9 町・民間と大学が連携し、地域に点在するフラワーガーデン(花修景)を軸としたガーデンルートの構築を図ります。

このフラワーガーデン(花修景)は、震災・災害・復興において、地域の人々に癒しと安らぎを与え、復興の原動力ともなっています。宮城県白石市、角田市、蔵王町、七ヶ宿町、大河原町、村田町、柴田町、川崎町、丸森町、亘理町、山元町からなる「みやぎ蔵王ハーモニー花回廊推進協議会」において、柴田町がまとめ役となり、集客力の高いフラワーガーデン(花修景)を軸として“みやぎ蔵王山麓の花修景と蔵王の恵みがぎっしり詰まったハーモニー豊かなツーリズム“を計画しました。地域創生学類に所属する舟引教授・佐々木准教授もこれらの計画に参画しています。

地域実践型連携教育と連携したガーデンツーリズムの構築

宮城大学では、地域の歴史・文化・資源・を活かしたコミュニティづくりや、地域の人々と共に問題解決ができる人材(コミュニティプランナー)の育成を目指したプログラムを展開しています。

今後は、フィールドを通じて県南地域の自然・歴史・文化等を学びながら、魅力や課題を分析するプログラムや、地域活性化策を実行するための企画・提案を行うプログラムなど、これらガーデンツーリズムの取り組みをフィールドとして、協議会と大学が連携して、ツーリズムの構築に向けた取り組みを展開していく予定です。

佐々木准教授は「みやぎ蔵王ハーモニー花回廊計画は、既存の庭園や花園などのガーデンをつなぎ合わせて、観光交流に資するものであり、東北地方では初の登録となりました。豊富な自然資源を有する東北地方において、今後参照されるべき計画となっていくものと期待しています。登録に至るまでの協議会の皆さまのご努力に敬意を表します。今後の大学と連携した活動展開を楽しみにしたいと思います」と期待を寄せています。

ガーデンツーリズム登録制度について

日本には、日本庭園や花の公園など、地域ならではの特徴を持つ多様な庭園が存在し、観光客に人気を博していますが、その魅力を十分に伝え切れていない「隠れた庭園・花の名園」も数多くあります。国土交通省では、各地の庭園間の連携や、多様な庭園の魅力の再発見を促すため、各地域固有のテーマに基づいた庭園間の「連携」に着目した登録制度(ガーデンツーリズム登録制度)を創設。第4回となる今回の登録により、登録計画数は13 計画となります。

みやぎ蔵王ハーモニー花回廊推進協議会について

みやぎ蔵王を背景とした花風景と観光を結びつけるとともに、宮城県南地域において点在する庭園管理者等が一体となって連携を図るため、令和元年8月に設立。特に、コロナ禍の影響により全国的に観光イベントが自粛・中止をせざる得ない中、女性視点での 魅力あるガーデンツーリズムの構築を目指し女性ワーキンググループを発足し活発に意見交換を行いました。協議会は主として宮城県南地域の 2 市 9 町(白石市、角田市、蔵王町、七ヶ宿町、大河原待ち、村田町、柴田町、川崎町、丸森町、亘理町、山元町)等により構成され、柴田町がまとめ役を担っています。

教員プロフィール

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