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20.12.04
11/27舟引教授が委員長を務める「⻘森市アリーナ及び⻘い森セントラルパーク等整備運営事業」選定結果を青森市長へ報告
11月27日、事業構想学群舟引教授が委員長を務める「(仮称)⻘森市アリーナ及び⻘い森セントラルパーク等整備運営事業者選定委員会」において、整備運営事業を⾏う事業者の選定が行われ、舟引委員長から小野寺青森市長に選定結果が報告されました。
施設整備イメージ図(青森市提供)
「(仮称)⻘森市アリーナ及び⻘い森セントラルパーク等整備運営事業」について
この事業は、青森市民体育館の老朽化に伴い、広い敷地を有する青森操車場跡地に都市公園「青い森セントラルパーク」を設置し、そこに新しいアリーナを整備する事業です。青森市は、①地域の安心を支える緑豊かな拠点、②多様な交通でアクセスできる拠点、③にぎわいを生み出す健康・交流拠点という3つのコンセプトと、アリーナに求められる様々な水準を提示し、整備と運営を行う事業者を公募しました。事業者の選定に当たり、都市公園、建築、スポーツ、経済の各分野の実務等に精通した⽅と市の職員で構成する運営事業者選定委員会が設置され、令和2年4⽉17⽇からこれまで全3回にわたり審議が行われました。
舟引教授は「選ばれた案は、二つのアリーナの間に屋根付き広場を配置し、屋内空間と屋外空間を連続して活用することができ雪国にふさわしい優れた提案でした。このプロジェクトには、市民の健康づくり、競技スポーツの振興、催事による経済効果をすべて実現しようとする難しい課題がありましたが、計画検討のための有識者会議を8回、選定委員会を3回開催し、様々な分野の多くの方からご意見を伺いながら丁寧に議論を進めたことが、よい成果に結びついたと思っています。今後も様々なまちづくりの支援に取り組みたい」とコメントしています。
研究者プロフィール
・舟引 敏明(ふなびき としあき):宮城大学事業構想学群教授
『地域のランドスケープ保全・活用のための政策及び行政システムに関する研究』に取り組んでいます。