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24.09.24
7月-8月「宮城大学チアーズ農園」第2回・第3回を宮城大学坪沼農場で開催しました/公益財団法人イオンワンパーセントクラブ
2024年5月に開園した「宮城大学チアーズ農園」は、宮城大学とイオンワンパーセントクラブの連携協定の一環として、新たな食農教育の機会を創出するため、宮城大学坪沼農場をフィールドに、食と農業・環境の将来の担い手である小中学生に対し、食産業学群の学生が指導役となって農業を体験、互いに学びを深める取り組みです。7月7日に第2回・8月8日に第3回となるチアーズ農園を開催しました。
食産学生が指導役となって、ウシへの餌やりや夏の農作物と触れる体験
今回のチアーズ農園では、学生たちと小中学生がそれぞれ約5名ずつ計4つのグループを作り、大学生が指導役になって進めました。第2回のイベントでは①ウシへの餌やり、②ニンジンの種まき、③第1回で種をまいたデントコーン畑の草取りを行いました。第3回のイベントでは①ミニトマトの収穫、②緑肥ひまわりの観察とひまわり迷路探検、③ひまわりの花などを使ったフラワーボックス作りを実施。第2回・第3回と宮城大学の学生延べ32名・小中学生延べ44名が参加しました。
作田教授は「すっかり顔見知りとなった子どもたちから学生への遠慮のない率直な質問が出るなど、回を重ねるほどに活動が活発になっているように思います。どちらも夏の暑い日の活動だったので、今回は坪沼農場の冷房の効いた講義室でのグループワークと、目の前の農場での体験時間を組み合わせました。安全で快適な中で、夏の農作物の生命力を楽しく体感する機会になったことが、子供たちの笑顔と歓声から実感できたように思います。学生たちも、自らが教える側になることで、自分事としてこれまで得た知識を捉えることができたように思います」とコメントしました。
イオン チアーズクラブについて
公益財団法人イオンワンパーセントクラブの「子どもたちの健全な育成」事業の一つで、小学生を中心とした子どもたちが店舗周辺を活動拠点として、イオン各店舗の従業員のサポートのもと、環境や社会をテーマに様々な体験学習を行い、楽しく学び考える活動をしているクラブです。イオングループの全国400店舗で4,000人以上の子どもたちが、作物の栽培などの農作業を含む体験学習を行っています。
公益財団法人イオンワンパーセントクラブとは
公益財団法人イオンワンパーセントクラブは「お客さまを原点に平和を追求し、人間を尊重し、地域社会に貢献する」というイオングループの基本理念を具体的な行動に移し、社会的責任を果たすことを目的に、1990年に設立。以来30年以上にわたり、お客さまにイオングループをご利用いただいて生まれた利益の1%相当額をもとに「子どもたちの健全な育成」「諸外国との友好親善」「地域の発展への貢献」「災害復興支援」を主な事業領域として環境・社会貢献活動に取り組んでいます。
宮城大学坪沼農場とは
食産業学群の太白キャンパスから8kmほど離れた坪沼地区にある附属農場であり、総面積は約31.4haあります。水田、畑、牧草地、ビニールハウス、牛舎、豚舎、作業保管施設などの生産施設、講義室、厨房などの施設も有しています。