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21.04.09
3/15-17「実践看護英語演習」で国際交流を実施/国際看護プログラム
「国際看護プログラム」は、グローバルな看護職を目指す学生のため、所定の英語科目と看護専門科目を通して4年間学び続けるプログラムです。必須科目である「実践看護英語演習」は、海外の大学の看護プログラムや医療機関で、2週間の研修や学生交流を行い、国際交流を通じて看護学の面白さを実感できる演習です。
オーストラリア・アメリカの医師・看護師・看護学生らとオンラインで国際交流
例年は、オーストラリアのサザンクロス大学(SCU)に2週間滞在し演習を行いますが、今年度は感染症対策のため、3/15-17の3日間大和キャンパス内で実施しました。看護学群3年生5名が参加し、以下のプログラムを行いました。
- オーストラリアの看護師やアメリカの医師らによる遠隔講義
- オーストラリアのSCUの看護学生とのオンライン交流
- 3年後期に実施した看護学実習の学びをプレゼンテーション
- 英語でのフィジカルアセスメント演習
- 医療英語
- 連日、英語による課題(Daily Records)を自学自習し提出
学生たちは、海外で活躍している講師から直接講義を受けることで “海外に行くこと”を身近に感じ、異文化の状況について実際に話を聞いて知る機会となりました。海外の看護学生との交流では、宮城大学・SCUからそれぞれ宮城大学や宮城県の名物の紹介、オーストラリアの自然やサーフィンなどが紹介され、同じ看護大学でも在学期間の違いや看護専門科目の種類や実習時間違いに驚きがありました。
特に、フィジカルアセスメント演習では、これまで学習してきた医療英語を用いて、“無意識レベルで搬送されてきた患者”という事例における看護対応をシミュレーション。順番に看護師役になり、問診や診察などを通して患者の状態を知り、看護判断を行っていく中で、通常の会話とは異なる看護の現場における英語学習の必要性を学びました。
このような演習を通して、学生たちの看護観を広げ、文化・宗教・人種などで差別をせずに尊重し受け入れていくことも、看護職として国際支援をするために必要であると改めて考えるきっかけとなりました。
国際看護プログラム
グローバルな看護職を目指す学生のためのプログラムです。学生が各自ポートフォリオを作成しながら、所定の英語科目と看護専門科目により4年間学び続けます。「実践看護英語演習」では、海外の大学の看護プログラムや医療機関で2週間の研修や学生交流を行います。国際交流を通じて看護学の面白さをさらに実感できます。