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23.01.11

11/24-12/1 JICA青年研修事業「母子保健実施管理コース」を実施しました/看護学群

看護学群では、看護・保健分野での国際貢献と国際交流を推進しています。2022年11月24日~12月1日までの間、JICA東北主催による青年研修「母子保健実施管理コース」の受け入れを実施しました。

この事業は、国際協力機構(JICA)が主催しています。開発途上国を対象に実施する技術協力の一環として、これら諸国の国づくりを担う青年層を対象に、日本における専門分野の経験・技術を理解する基礎的な研修を実施するものです。アフリカ地域6か国の母子保健分野の研修員10名が、2022年11月24日~12月1日の間に仙台に滞在し、本学での講義やフィールドワーク等を通して、自国における母子保健上の課題解決への取り組みに資する知識、意識を向上させることを目的とした研修を行いました。

11月29日~11月30日の2日間は、大和キャンパスで研修を開催し、看護教育についての講義(高橋和子教授)やナーシングラボ、スキルスラボ紹介(菅原よしえ教授小松容子准教授)を通して、看護技術習得のための教育プログラムや演習物品・演習環境に関する知識提供を行いました。また、「日本における小児看護の課題と看護の実際」(名古屋裕子准教授)や「思春期ピアカウンセリング活動」(江角伸吾准教授)の講義を通して、小児期から思春期までの支援に関する知識を提供したほか、看護学群2年次の学生との医療文化交流を実施し、母子保健や思春期保健に関する意見交換を行いました。

研修最終日(12月1日)は、JICA東北において研修成果発表会が開催され、本学の谷津裕子教授・小松容子准教授が参加し、研修生の国における母子保健上の課題解決に向けたアクションプランに対する評価・コメントを述べ、課題解決を目指したそれぞれの研修生にエールを送りました。

JICA 東北について

JICA 東北センターは、人々が明るい未来を信じ多様な可能性を追求できる、自由で平和かつ豊かな世界を希求し、パートナーと手を携えて「信頼で世界をつなぐ」という JICA のビジョンを、ここ東北から推進するために、開発途上国と東北地方の地域社会をつなぐ「結節点」として、双方の発展に貢献する国際協力事業を推進しています。

看護学群について

看護学群では学生の主体的な学びを通して、病院、地域、学校等で看護を実践できる人材の育成をめざしています。また、看護学群における国際看護プログラムでは、国際協力の現場や多様な文化的背景を持つ人々への看護臨床で、関係者と協働した看護実践を行えるための基礎的能力の修得を目指しています。4 年間を通して、外国語やグローバルな視点での健康課題や文化ケアアプローチについて学びます。海外の大学の看護プログラムや国際援助の実際に関する講義等への参加を通して、国際看護の魅力を実感できます。

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