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24.12.15

11/14-11/22 JICA青年研修事業「母子保健実施管理コース」を実施しました/看護学群

看護学群では、看護・保健分野での国際貢献と国際交流を推進しています。2024年11月14日~11月22日までの間、JICA東北主催による青年研修「保健医療(母子保健)Aコース」の受け入れを実施しました。

この事業は、国際協力機構(JICA)が主催しています。開発途上国を対象に実施する技術協力の一環として、これら諸国の国づくりを担う青年層を対象に、日本における専門分野の経験・技術を理解する基礎的な研修を実施するものです。インドとネパールからの母子保健分野の研修員15名が、2024年11月14日~11月22日の間に仙台に滞在し、本学での講義やフィールドワーク等を通して、自国における母子保健上の課題解決への取り組みに資する知識、意識を向上させることを目的とした研修を行いました。

11月15日、11月18日、11月19日の3日間は、大和キャンパスで研修を開催し、看護教育についての講義(菅原よしえ教授)や日本の母子保健についての講義(谷津裕子教授)、ナーシングラボ見学(小松容子准教授・山本文枝助教)を通して、看護技術習得のための教育プログラムや演習物品・演習環境に関する知識提供を行いました。また、「思春期のためのピアエデュケーション」(江角伸吾准教授)や「日本における小児看護の実際と課題」(名古屋裕子准教授)の講義を通して、小児期から思春期までの支援に関する知識を提供しました。

JICA 東北について

JICA 東北センターは、人々が明るい未来を信じ多様な可能性を追求できる、自由で平和かつ豊かな世界を希求し、パートナーと手を携えて「信頼で世界をつなぐ」という JICA のビジョンを、ここ東北から推進するために、開発途上国と東北地方の地域社会をつなぐ「結節点」として、双方の発展に貢献する国際協力事業を推進しています。

看護学群について

看護学群では学生の主体的な学びを通して、病院、地域、学校等で看護を実践できる人材の育成をめざしています。また、看護学群における国際看護プログラムでは、国際協力の現場や多様な文化的背景を持つ人々への看護臨床で、関係者と協働した看護実践を行えるための基礎的能力の修得を目指しています。4 年間を通して、外国語やグローバルな視点での健康課題や文化ケアアプローチについて学びます。海外の大学の看護プログラムや国際援助の実際に関する講義等への参加を通して、国際看護の魅力を実感できます。

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