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新着情報

25.10.16

9/13第22回日本循環器看護学会学術集会市民講座にて看護学群の学生が心電図測定器の実演・交流会を開催しました/看護学群

第22回日本循環器看護学会学術集会(大会長:齊藤奈緒教授 9月14~15日 於:仙台サンプラザホテル)の開催に先立ち、市民公開講座『心臓病予防のための“まち”と“暮らし”を共につくる』を9月13日に開催いたしました。第1部は、心臓病予防のためのまちと生活と題し、仙台市医師会会長の安藤健二郎氏、日本循環器協会の原田睦生氏、東北医科薬科大学病院の芳賀美智代氏からご講演いただきました。第2部は、心臓病予防のための体験コーナーとして、宮城大学看護学群学生有志団体「P波のたまご」による自宅で簡単に測れる心電図測定器の展示と紹介をはじめ、診療カーの展示や循環器病アドバイザーの紹介、生活相談が行われ、90名の方々にご参加いただきました。
たくさんのご来場ありがとうございました。

携帯型心電計を使って心電図測定をより身近に
自宅で自分でできる心臓病対策を「P波のたまご」がレクチャー

P波のたまごの学生を中心に企画され、自宅で簡単に自分の健康状態を知って欲しいという思いで昨年から準備をすすめてきました。当日は自宅で簡単に測れる心電図測定器の使い方や測定結果に合わせて健康面のアドバイスや、参加者からの相談を通して交流を深める機会となりました。参加者からは、専門家と直接対話することで「日頃から疑問に思っていたことが解決した」「食事では特に塩分に気を付けたい」「日常生活で運動を習慣としてやっていきたい」といった声をいただき、心臓病と予防のための生活の方法をより身近に感じていただく貴重な機会となりました。P波のたまごは看護学群学生の大谷妃詩さん、太田莉緒さん、赤荻さくらさん、石川真誉さん、上杉怜さん、遠藤葵さん、大宮愛光さんが企画と当日の運営に参画しました。

開催概要

イベント名 第22回日本循環器看護学会学術集会 市民公開講座
開催日時 2025年9月13日(土) 13:00~15:00
場所 宮城大学大和キャンパス本部棟1階講堂、エントランス・カフェテリア
(981-3298 宮城県黒川郡大和町学苑1-1)
内容

「心臓病予防のための"まち"と"暮らし"を共につくる」

第1部 心臓病予防のためのまちと生活(13:00~14:00)

・仙台市診療カー事業 安藤健二郎 氏(仙台市医師会 会長)

・心臓病予防のための基礎知識 原田 睦生 氏(日本循環器協会 幹事/東京大学大学院医学系研究科 特任准教授)

・心臓病予防のための生活づくり 芳賀 美智代 氏(東北医科薬科大学病院 慢性心不全看護認定看護師)

 

第2部 心臓病予防のための体験(14:00~15:00)

・仙台市医師会が産学官で連携し開発した診療カーによるオンライン診療の受診体験

・ご自宅でも簡単に測定できる心電図測定器の展示、紹介

★宮城大学看護学群学生有志団体「P波のたまご」がご紹介します!! 

 詳しくは開催チラシをご覧ください。

・循環器医師や看護師による循環器病アドバイザーの紹介、心臓病予防に関する生活相談

対象 どなたでもご参加いただけます、参加無料
お申込み 事前申込は不要です。当日直接会場にお越しください。
主催 第22回日本循環器看護学会学術集会事務局
共催 公立大学法人宮城大学、日本循環器看護学会 社会貢献委員会
後援 日本循環器協会、仙台市医師会
お問合せ先

第22回日本循環器看護学会学術集会事務局

Email:22jacn(a)myu.ac.jp ※「(a)」を「@」に変えてご利用ください。

参加学生-大谷妃詩さんのコメント

循環器という専門分野に関わっている方と共に地域の方々と交流する中でさまざまなことを学ぶ貴重な経験となりました。循環器という分野に対して、難しそうという印象がありますが、活動を通して、地域の方々が自分の健康と向き合っている姿を見て、私自身もこれからも勉学に励もうと思うことができました。また、本活動を通してご指導いただいた、江角先生、金子先生をはじめとする多くの先生方、サポートしてくださった関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。

参加学生-太田莉緒さんのコメント

自宅でも少しの時間で自分の健康を気にしてほしい、という思いの元、昨年から準備を進めてきました。当日は実際に市民の方と触れ合って健康についてお話を聞いて「やってみて良かった、来てよかった」というお声をいただくことが出来てとても嬉しかったです。また当日足元の悪い中、本講座に参加していただいた市民の皆様、学術集会長をはじめとする先生方、心より感謝申し上げます。

担当講師プロフィール

日本循環器看護学会について

日本循環器看護学会は、動脈硬化を基盤とする心疾患や脳血管疾患を中心とした循環器病に関わる看護の発展を目的に設立されました。循環器病は三大国民病の一つであり、急性期から回復期、さらには予防や生活習慣改善に至るまで幅広い看護が必要とされています。学会の目的は、循環器病に関わる健康課題を市民と医療者が、ともに解決に向けて協働すること、また循環器に関する看護学の発展を図り、広く知識・技術の開発・普及に努め、市民の健康・福祉に貢献する看護実践を発展させていくことです。この目的を達成するために、日本循環器看護学会の特徴である、循環器看護の教育・研究に携わる教育研究者と、高度実践看護師(専門看護師)や認定看護師などの循環器看護の実践に携わる人が集うことを生かし、循環器看護を探求する教育研究者と実践者の交流と協働をさらに深化させ、より一層の事業の充実を図っています。
第22回日本循環器看護学会学術集会は、宮城大学看護学群齊藤奈緒教授が学術集会長を務め、2025年9月14日(日)・15日(月・祝)に仙台サンプラザ(仙台市)において開催しました。

看護学群について

看護学群は、生命の尊厳を基盤とする豊かな人間力を備えて、科学的思考とマネジメント能力を持ち、ヒューマンケアを中核とした創造的な看護を展開し、地域の人々、多分野・異文化の人々と協働して学際的に活躍できる人材育成を目指しています。看護学の基盤となる知識・技術を身につける「専門基礎科目」と、看護学の専門性を深め、拡げる「専門科目」を学年進行に沿って体系的に配置しています。卒業時に取得できる資格・免許は、「看護師国家試験受験資格」が全員、保健師教育課程を選択した学生は「保健師国家試験受験資格」、養護教諭教育課程を選択した学生は「養護教諭一種免許状」を取得できます。

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