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20.10.28
仙台市消防局(太白消防署)のプロモーションデザインに挑戦#02、10/20学生プレゼン実施/感性情報デザイン演習Ⅲ
「感性情報デザイン演習Ⅲ」は、実践的なデザインプロセスを学ぶ演習科目として、価値創造デザイン学類3年生を対象に実施されており、開発系(デジタルメディア作品の企画・制作)とリサーチ系(リサーチのためのデジタルメディア活用・制作)の2つのスタジオに分かれて授業が展開されます。
今年度の開発系スタジオは「社会課題解決型」として、地域連携センターのコーディネーションにより、実際に仙台市消防局(太白消防署)と連携し、消防局のプロモーションデザインを行います。最終成果物は、太白区内の大型商業施設での展示発表を予定しています。(全15回予定)
10月20日に行なった第5回の演習では、消防署メンバーに対するデザイン案の企画レビューを行いました。
デジタルメディアの技術を活かしプレゼン、実現に向けてディスカッション
今回の演習では、第2回演習で行なった消防署レクチャでの学びをふまえて、アンケート調査などのリサーチを実施し、その分析結果に基づいて検討した企画案を消防署職員にプレゼンしました。発表のあった企画案は、VRなどのデジタル技術を用いた住宅火災の原因と対策を体験的に学習できるツールや、心肺蘇生法を体験できるシュミレーションゲーム、消防署の活動をPRするためのエクササイズ動画などの提案があり、太白消防署メンバーも実現に期待を寄せています。
学生たちは今後、太白消防署を訪問して現場のリサーチなども行いながら、12月の中間講評に向けて具体的な製作を進めていきます。
仙台市消防局(太白消防署)とは
宮城県仙台市の消防部局として通常の消防業務を行うほか、仙台市消防音楽隊、消防航空隊、特別機動救助隊(スーパーレスキュー仙台)や、杜の都防災Web、消防署の公式Facebookなど防火・防災の観点だけでなく、総合的に消防署の意義や機能を社会に広く伝達する活動を行っています。
感性情報デザイン演習IIIとは
感性情報デザイン演習Ⅲは、価値創造デザイン学類の3年生がこれまでに修得したデザインに関する知識や技術を統合し、実社会と繋がりのあるフィールドにてデザインプロセスを実践的に学ぶ演習科目です。ウェブメディア、グラフィカルメディア、インタラクティブメディアなどのデジタルメディアによる価値創造の実践とグループによる共同制作を通じて価値創造デザインプロセスを学びます。