「寺岡Knots」は、多世代交流をテーマとした泉パークタウンの交流拠点で、施設リニューアルにあたり、三菱地所と宮城大学でワーキングチームを結成し、地域の方々と企画に取り組みました。4月29日、宮城大学生による地域の小学4～6年生の児童を対象としたイベント「寺岡Knotsアトリエ～こいのぼり編～」を開催しましたのでお知らせいたします。

今回のイベントは、「こいのぼり作り」テーマにしたクラフト製作のワークショップです。企画にあたっては、学生らがPR動画を作製し小学校での一斉放送を行ったほか、デザインしたチラシ・ポスターを小学校へ配布するなどPR活動からイベント当日の会場設営・進行まで主体的に運営を行いました。

ワークショップは、学生たちがファシリテーターとなって、参加した児童ら数名ずつのグループで「こいのぼり」を制作するものです。最初に学生らがリードし、アイスブレイクとしてグループレクリエーションを行い、参加児童らの緊張をとりつつグループ内でコミュニケーションをとりました。

本題となるこいのぼり制作にあたっては、グループごとにディスカッションしてテーマを決め、飾りつけや、屋外での水風船をつかった着色、乾かす時間を楽しく過ごす工夫など、学生・児童らが力を合わせて取り組みました。

こいのぼり完成後は、デジタルメディア作品を扱う学生団体bitsの協力によって、制作したこいのぼりをスクリーン上に投影し動かすパフォーマンスも。

最後には、グループごとに制作したこいのぼりをご家族に向けてプレゼンテーション。作ったこいのぼりのテーマや魅力、工夫したポイントを児童ら自身がしっかりと説明、参加児童・家族にとても満足度の高いイベントとなりました。

今回のイベントリーダーを務めた佐藤美優さん(事業構想学群２年生)は「今回のイベントは、定員を設け事前予約制を採用した初めてのものでしたので、予約方法の検討や定員の調整等、経験がなく大変でした。イベント自体は、人数を限定したことにより、参加者一人ひとりと密接に、深いコミュニケーション取ることができ、とても有意義なイベントだったと感じています。また、今回はbitsさんのご協力で行ったデジタル投影も参加した小学生たちに好評で、大学の他団体の力を借りるとイベントの可能性が広がることに気づきました。今後も大学や地域の様々な団体とのコラボレーションも選択肢に加え、地域課題の解決に貢献できるような活動を続けていきたいと考えています。次回のイベントも楽しみにしていただけると嬉しいです！」とコメントしています。

また、ワーキングチームをまとめる三菱地所株式会社東北支店の遠藤雄二氏は「今回は大学生と小学生がチームに分かれ、協同して作品を作り上げるという企画でしたが、参加者の全員が笑顔で溢れ、元気に楽しく取り組むものとなり、とても素敵な企画でした。『小学生と深く繋がり、これからの地域活動のヒントを探りたい』と今回のイベントを企画した学生たちには頭が下がる思いです。引き続き、泉パークタウンのサステナブルなまちづくりへ力を合わせて活動を進めていきたい。」とコメントを寄せています。

今回のような、企業・大学・地域住民・団体等が連携した参加型のまちづくりの実践は、地域課題解決に関する学びを深める機会となります。今後も学生らが主体となった多世代交流企画が継続していきますので、ご注目ください。

「寺岡Knots」は、多世代交流をテーマに大空間のFREE SPACEとリモートワークや会合等に対応したRENTAL ROOMを備えた交流拠点です。

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