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21.02.10
学生の提案したデザインが「新・宮城の将来ビジョン」表紙に決定しました/価値創造デザイン学類鹿野研究室
12月3日に鹿野研究室の学生たちが提案したデザイン案が、令和3年度から令和12年度までの10年間を計画期間とする、「新・宮城の将来ビジョン」の表紙デザインに決定しました。
<関連>
12/3「新・宮城の将来ビジョン」表紙をデザイン学生たちが宮城県に提案/価値創造デザイン学類鹿野研究室(前回記事)
新ビジョンの5本の柱とSDGs17のゴールをモチーフに、多様性を認め合いながら連携し、力強く目標に向かっていく未来をイメージ
1月26日、表紙案の決定について震災復興・企画部佐藤 達哉 部長及び震災復興政策課の齋藤 成樹 副参事兼課長補佐(総括担当)が来学「シンプルさの中に『新・宮城の将来ビジョン』で推進していく『1+4の方向性』と『SDGsの17のゴール』がしっかりと表現されており、広く県民の皆様にも受け入れられるデザインであると思います。」として、村井 嘉浩 宮城県知事によるコメントを披露しました。
参加した学生たちは、普段意識することのない宮城県の課題や10年後のあるべき姿に思いを巡らせ、他者とのディスカッションを重ねながら、それぞれが納得のいく1枚の表紙デザインを作り上げました。5か月弱の短い活動期間ではありましたが、学生の成長の機会となったことはもとより、大学での学びの成果を地域に還元する絶好の機会にもなりました。
宮城大学ではこれからも「高度な実学」に基づく教育研究の推進により、積極的に地域貢献に取り組んでいきます。
「新・宮城の将来ビジョン」とは
「新・宮城の将来ビジョン」は、県政運営の基本的な指針であり、県の施策や事業を進める上での中長期的目標と位置づけられています。これまでの 「宮城の将来ビジョン」「宮城県震災復興計画」「宮城県地方創生総合戦略」に掲げる理念を継承し、 一つの計画に統合するとともに、これまでの取組の課題や今後見込まれる社会の変化等を踏まえた、 2021年度から2030年度までの10か年のビジョンとするものです。
教員プロフィール
・鹿野 護:事業構想学群 教授
アプリケーション、インタラクティブビジュアル、アートインスタレーションなど、様々なメディアを活用し社会で機能させることを目的として、それらの実装のために必要なソフトウェアを実際に開発し、プロトタイピングを行いながらより良いユーザー体験をもたらすインタラクションを実現させる活動をしています。美しさや魅力を作るためのプロセス、そして感性に訴えるための伝達方法・表現のあり方を、感性と科学の両側面から研究しています。