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25.06.04
6/23 食産業学群丹治朋子准教授が登壇、美食地政学講座「おいしい未来のつくりかた」/美食地政学に基づくグリーンジョブマーケットの醸成共創拠点
東北大学を代表機関とした「美食地政学に基づくグリーンジョブマーケットの醸成共創拠点」の取り組みにおいて、「美食地政学に基づくビジネス・サプライチェーン」の研究開発課題リーダーとして、食産業学群の丹治朋子准教授が参画しています。取り組みの一環として、6月23日に開催される美食地政学講座「おいしい未来のつくりかた」に丹治朋子准教授が登壇しますのでご案内いたします。
「おいしい」と「環境」と「ビジネス」を、もっとよいかたちでつなげていくために
本講座は、サステナブルな食のあり方や、地域と食のつながりに関心を持つ方々とともに、講演・対話・試食を通じて「おいしい未来のつくりかた」を考えます。 サステナブル・レストランの実践や、地域に根ざした飲食店による取り組みをもとに、食・地域・ビジネスをよりよいかたちでつなげていく可能性について、多様な視点から検討する機会とするものです。
登壇者
- 下田屋 毅 氏(一般社団法人 日本サステイナブル・レストラン協会 代表理事)
- 丹治 朋子(宮城大学 フードマネジメント学類 准教授)
- 今村 正輝 氏(四季彩食いまむら 店主・料理人)
- ※当日は今村氏による料理の試食、および登壇者との意見交換も予定しています。
開催概要
イベント名 | 美食地政学講座「おいしい未来のつくりかた」 |
日時 | 2025年6月23日(月)14:00〜16:30(13:30開場) |
会場 | 東北大学大学院 環境科学研究科本館1階 食ラボ (宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉468-1) |
アクセス | 仙台市営地下鉄東西線「青葉山駅」南1出口より徒歩約3分 |
定員・参加費 | 30名(先着順)500円(当日現金払い) |
主催 | 東北大学「美食地政学に基づくグリーンジョブマーケットの醸成共創拠点」 |
共催 | 一般社団法人 廃棄物資源循環学会 東北支部 |
お申し込み | 定員に達したため受付を停止しております。次回は11月に計画中です。 https://x.gd/d3zao |
お問い合わせ | 宮城大学 食産業学群 フードサービス論研究室 tanjit[a]myu.ac.jp [a]を@に変えてご利用ください。 |
公式サイト | https://gastro-geopoli.com/gastro/archives/12090 |
※本プロジェクトは、国立研究開発法人科学技術振興機構「共創の場形成支援支援プログラム」(COI-NEXT)令和3年度採択プロジェクトであり「美食地政学に基づくグリーンジョブマーケットの醸成共創拠点」は、JST共創の場形成支援プログラムJPMJPF2110の支援を受けて実施しています。
美食地政学に基づくグリーンジョブマーケットの醸成共創拠点について
一次産業は激化する気候変動の影響を大きく受けますが、とりわけ海洋生態系の変化は著しいものです。これまで培われてきた地域の食文化も気候変動への適応が求められる一方で、食は最も保守性の強い文化の一つでもあります。一次産業を支える環境・生態系への理解、食文化の気候変動への適応については、学問知が不足している分野であり、これについて学側で知の創出に向けた研究開発を行います。また、未利用農林水産物の利活用をすすめるにあたり、問題共有・意識啓発を通じて官との協働によりシステム設計をすすめます。また地域の高校もプロジェクトに参画し、事業者とともに未利用資源を活用した製品共同開発を行うとともに、グリーンジョブの創出支援ならびに共創教育の場作りもあわせて行います。本プロジェクトを通じ、地域における将来世代の就労機会の確保に向けて、一次資源供給・消費に関わる環境管理・保全、未利用資源の活用、流通、提供のサプライチェーンを通じた「職」をグリーンジョブとして位置づけ、若手人材のキャリアアンカーになるようジョブマーケットの醸成を目指します。
美食地政学に基づくグリーンジョブマーケットの醸成共創拠点
研究者プロフィール
・丹治 朋子:食産業学群准教授
外食産業における環境問題への対応について研究しています。また、フードサービスを中心に,「食」が観光振興に果たす役割や,外食企業の業態展開についても手掛けています。