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22.01.14

人来田中学校の職場体験学習を太白キャンパスで受け入れました

11月11日、仙台市立人来田中学校の職場体験学習を太白キャンパスで受け入れました。人来田中学校は、太白キャンパスの近隣である仙台南ニュータウンの中学校で、これまでにも食育教育などで連携してきた中学校です。

大学の学び・教員の取り組み・裏方として支える職員の仕事を知る

今回の職場体験学習は、人来田中学校の5人の生徒が参加、食産業学群西川学群長による太白キャンパスで学べる内容や取り組む研究、産学連携の事例などの紹介を受けました。次に、キャンパスツアーが行われ、複数の研究室を訪問、マーケティング・コミュニケーション研究室の滝口沙也加助教からは「マーケティングとは何か?」という問いについて身近な事例を取り上げながら紹介を、続くフードサービス研究室の堀田宗徳准教授からは、生徒にも馴染み深いチェーン店を事例として「外食と中食」についてコロナ禍での変化について解説を聞きました。また、施設園芸学研究室の菊地郁准教授からは、ガラス温室内においてLEDを用いた栽培実験の様子が紹介されました。これらに加え、事務室・キャリア開発室・保健室・学生相談室など裏方として支える事務職員の仕事についても理解を深めました。

「タコの餌を作って、稚ダコへ与える」
水圏資源生物学研究室の研究補助を体験

水圏資源生物学研究室(片山亜優助教)では、タコの陸上養殖の技術開発に取り組んでいます。今回、職場で実際に体験してもらう仕事の内容は「タコの餌を作って、稚ダコへ与えること」です。まずは実験室内で白衣を着用し、人口餌料の原料を混ぜ合わせから器械を使った作成までの作業を体験しました。その後、水産実験棟に移動し、実際に稚ダコへこれらの飼料を与えました。

体験学習を終え、生徒たちからは以下のコメントが寄せられました。

  • 宮城大学ではとても幅広いことを学び、好きなことを深く探求できると分かった。
  • 食産業の研究にかかる多大な時間や努力を実感した。
  • タコの餌作りでは海の生き物がどんな食べ物を好むのか分かった。
  • 教員の皆さんから大学の研究等を聞くことができ、大学へ入学してみたいという気持ちが一層強くなった。

1日限りの職場体験学習でしたが、この時間が生徒さんの学びにつながり、将来を考えるきっかけになれば幸いです。

太白キャンパス・食産業学群について

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