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26.01.26

1/14旗立農場におけるGLOBALG.A.P.認証(Ver 6.0-SMART)を取得しました

宮城大学食産業学群附属旗立農場が、2026年1月14日付けで「ハウス栽培のネギ」についてGLOBALG.A.P.認証(Ver 6.0-SMART)を取得しました。2018年12月にGLOBALG.A.P.を初めて取得してから2024年度まで、坪沼農場で毎年認証更新してきましたが、2025年度からはGAPサイトを旗立農場に移し、新設されたハウスでのネギ栽培を行ってきました。

「安心・安全で、環境にも配慮した農産物を作るために具体的にどうするか」を考える

今回の旗立農場でのGAP活動には、有志学生の「GAPクラブ」のメンバーも関わり、かん水や資材の整理・整頓、生物多様性調査等を行いました。GAP活動をすると、農業経営に関するあらゆる工程を可視化し、PDCAサイクルを回して、何故その作業手順が必要かなど、「自ら考え、改善する」主体的な取組を学ぶことができます。GAP活動により、「食」に関わる様々なことを意識できるようになり、「食」への理解を深めることができます。

【エネルギーの省力化】
 太陽光パネルを電源としたハウスのサーモセンサー付き自動巻き上げ機を設置し、省力化、エネルギーの効率化を達成。

【土壌・水質の安全性のチェック】 
ネギ栽培を行うハウスの土壌の安全性について、土壌検査を行っています。また、かん水に使用する水の安全性について水質検査も行っています。この検査は更新の度に年1回行っています。

【作業効率の向上】
ネギ栽培用の遮光シート(通称、ネギパンツ)を使用し、ネギ栽培で必要な土寄せ、堀取りの作業を軽減しています。
使用資材の安全性も確認し、リスクを低減しています。

【GAP認証ネギの識別】
収穫量と出荷量を測定し、マスバランスを記録して、非認証のネギが混合していないことを証明しています。

【ハウス内土壌の安全な資材による土づくり】
ハウス内の土づくりとして、無農薬栽培したソルガムをチップにして堆肥を作り、これをハウスの土にすき込んでいます。

【使用農薬の低減】
例えば、ネギにはアザミウマという害虫がいますが、赤色の目の細かいネットをハウス側面に張ってハウス内への侵入を防ぎ、農薬をできるだけ使わない対策をしています。宮城県のネギの慣行栽培の延べ農薬有効成分数は19で、農薬節減栽培農産物ではその5割以下の9成分ですが、2025年度のGAPネギでは延べ3成分しか使用していません。

【残留農薬のチェック】
生産された農産物に農薬成分が残っていないか、サンプルを取り残留農薬検査を行っています

【環境保全】
GAPでは農場やその周辺の生物多様性の保全が求められます。旗立農場では、GAPサイトのハウス周辺の生物多様性調査を行い、生物の種類や数をモニタリングし、農作物生産が環境に悪影響を及ぼしていないかをチェックしています。

以上の他にも、様々なリスク評価を行っています。2026年1月19日(月)から収穫、出荷、販売を開始し、月曜日と木曜日に太白キャンパス事務室前と大学生協売店前にて販売しております。数に限りがありますので、お早めにお買い求めください。

GLOBALG.A.P.について

GAP(Good Agricultural Practice:農業生産工程管理)とは、農業において、食品安全・環境保全・労働安全等の持続可能性を確保するための生産工程管理の取組のことであり、GLOBALG.A.P.は国際的に認められている認証基準の一つです。旗立農場で生産するハウス栽培のネギはGLOBALG.A.P.の認証を取得しています。

旗立農場について

太白キャンパス敷地内にある食産業学群附属農場です。
学生たちはキャンパスにいながら土に触れ、食材として収穫するまでの生産過程を学んでいます。

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