新着情報
23.05.09
(開催終了)5/11、宮城大学大和キャンパスで 多様な企業の参加によるキャンパス林の間伐を試行
宮城大学大和キャンパスは、人が自然とふれあう泉パークタウンと、県内有数の工業エリアである大和リサーチパークに隣接しており、「自然と共生し、地域に開かれた大学」として、豊かな自然を有するキャンパスです。キャンパスの森林の多くは人工林ですが、人工林は間伐(樹木の一部を伐採し、過密となった林内密度を調整する作業)により、残存立木に太陽光と地面の栄養等の吸収が活発となり生長が促進し二酸化炭素吸収が進みます。「森林再生を通じたカーボンニュートラルの推進」として、事業構想学群地域創生学類の小沢晴司教授が様々な企業やNPO等に呼びかけ、同所属の学生とともに、5月11日に宮城大学大和キャンパスの森林の間伐作業を行いますのでご案内いたします。
(プレスリリース) |
開催概要
イベント名 | 地域創生演習「森林再生を通じたカーボンニュートラルの推進」 |
日時 | 2023年5月11日(木)9:00~11:30 |
場所 | 宮城大学大和キャンパス構内林地内 (981-3298 宮城県黒川郡大和町学苑1番地1) |
概要 | 事業構想学群小沢晴司教授が担当する宮城大学生12名と、県内企業のスタッフがキャンパスの森林の間伐作業を行います。 |
主催 | 宮城大学(授業「地域創生演習」の一環として実施) |
問い合わせ | 事務局企画・入試課 中木(広報担当) 電話:022-377-8217、メール:nakakito(a)myu.ac.jp※メールの際は(a)を@に変えてご利用ください。 |
地域創生演習について
「地域創生演習」は事業構想学群地域創生学類所属の学生が担当教員のもとで地域創生の実践に関する学びや試行を行う授業です(3年次)。小沢教授担当分では、普段は地域の景観や復興再生について、事例研究を実施していますが、その一環として大学構内林での間伐試行を2022年9月から実施しています。
カーボンニュートラルに貢献する大学等コアリション
宮城大学は、文部科学省、経済産業省、環境省が主導し、大学・研究機関等が参画する「カーボンニュートラルに貢献する大学等コアリション」に参加しています。本コアリションでは2050年カーボンニュートラル達成に向け、企業や自治体などと連携し好事例を生み出し、国内や海外へ展開することとしており、本学は地域ゼロカーボンワーキンググループと人材育成ワーキンググループの幹事機関を担っています。2022年度は、両ワーキンググループ合同シンポジウムを開催し、幹事機関として運営を担うとともに、本学からは構内林の間伐などについて学生が事例報告を行いました。
担当教員プロフィール
・小沢 晴司:事業構想学群 教授
1986年3月、環境庁に入省し、その後国内外の国立公園や、国立環境研究所、京都御苑、滋賀県立大学等に勤務、東日本大震災後、福島環境再生本部長等として2012年より原子力災害からの復興に8年携わる。2020年より宮城大学事業構想学群教授。専門は造園学、森林学、環境政策等。