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20.03.26

【宮城大学×秋保ワイナリー×結城果樹園】「MYUシードル」クラウドファンディングの目標額を達成

東北復興支援・地域活性化を目的に、宮城大学の事業構想学群 大嶋研究室と、食産業学群“みやぎ食の応援団”は、秋保ワイナリーや結城果樹園と連携して、宮城のりんごで新たなオリジナル・シードルの開発に取り組んでいます。

クラウドファンディングの当初目標額を達成しました

これまで取り組んで来たクラウドファンディングは100人以上の賛同者を得て、当初目標である50万円を達成しました。事業の進捗はプロジェクトリーダーにより、本学の理事長・役員とも共有しました。

このプロジェクトは、本学と秋保ワイナリー・結城果樹園との交流から開始しています。試行錯誤をする中で地域連携プロジェクトとして「シードルの商品開発・プロデュース」というテーマを選び、アンケート調査やインタビューなどを通じて開発した商品コンセプトや、シードルのラベルコンペの様子、実践的なプロジェクトを通じた学びなどを共有しました。

また、新聞2紙の掲載や、宮城と東京のラジオ番組への生出演の様子など、PR活動の状況も共有しました。理事長・役員からは、産学連携としての視点に加えて本学らしい「実学のビジネス」としての学びと気づきについてアドバイスがありました。

プロジェクトリーダーからは「今後は、当初目標の達成に甘んじることなく、次年度のリアル・イベントの開催なども視野にいれた“ネクストゴール”を掲げて引き続き活動を継続していきたい」と報告。理事長と役員から激励を受けました。

今回の新たなオリジナル・シードルをきっかけに、秋保や宮城、そして東北の魅力を伝えて観光促進につなげられるように活動を続けてまいります。


みやぎ食の応援団について

宮城大学のサークルみやぎ食の応援団は、学生ならではの視点や感性を生かして宮城県の食材の魅力をPRし、食の生産者と地域を盛り上げていきたいという思いから2013年に結成されました。
宮城県のりんごは生産量はあまり多くありませんが非常に質が高く、加工した際にも独特の風味を持ちます。秋保ワイナリー、結城果樹園と共同で取り組んでいるこのシードルプロジェクトでは、宮城のりんご生産の技術力と、生産者のりんごにかける思いを消費者に知っていただきたいという思いで活動を進めています。
また現在の若者はアルコール離れと言われていますが、同じ年代の私たちが訴えかけることで、私たちの思いに共感してくれる人が増えるのではないかと考えています。具体的には、県産食材を利用したシードルとの食べ合わせのレシピをsnsなどで発信することで、若年層のシードルの売上が向上すればと考えています。加えて、秋保ワイナリーの新規サポーター獲得、宮城県のりんご農家の支援にもつなげていきたいと考えています。

大嶋研究室について

「人材育成」x「デジタル・IT」x「グローバル」を柱に、官庁の調査研究&事業運営や民間企業のコンサルティングに長年従事してきました。この経験を踏まえて、これからのAI時代におけるデジタル経営の進化や経営リーダー育成について、「研究」と「実践」の両面から取り組んでいます。
東日本大震災後の復興支援の一助となるよう、温泉地・観光地を活性化するための観光マーケティング活動にも力を入れています。
※事業構想学群 教授 大嶋 淳俊 プロフィール

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