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20.10.12
10/10~10/14六本木AXISギャラリー「ハイブリッド・クラフト展 ークラフトの新たな未来」展に土岐教授の乾漆作品が出展
事業構想学群 土岐 謙次 教授は、日本の伝統的漆工芸とデジタルデザイン技術の融合による新たな工芸・アートワーク・デザインを研究しています。東京藝術大学金田教授と取り組んでいる「構造乾漆」により製作された作品の一部が、六本木AXISギャラリー「ハイブリッド・クラフト展 ークラフトの新たな未来」展に出展されます。
工芸と現代デザインをテーマに/工芸分野における台湾-日本の交流
この展示は、台湾の台北駐日経済文化代表処台湾文化センター、国立台湾工芸研究発展センターにより企画されている国際的な展示であり、台湾の伝統的な工芸技法を現代デザインに巧みに取り入れた造形力と美意識を備える日用工芸作品が展示されるものです。これら台湾の工芸作品のほか、宮城大学の土岐謙次研究室の作品と慶應義塾大學SFC田中浩也研究室との作品展示により、工芸分野における台日交流が図られています。
台湾の国立台湾工芸研究発展センターでは、伝統的なものづくりを継承しながら新しいテクノロジーと融合した新たな工芸のあり方を探る取り組みが行われています。その成果を発表するとともに、日本での事例と併せて紹介する「ハイブリッド・クラフト ークラフトの新たな未来」展を開催します。(公式サイトより引用)
開催概要
開催日時 | 2020年10月10日(土) ~ 10月14日(水)11:00 ~ 17:00 (ただし、10/11(日)の13:00-15:30はクローズになります。) |
会場 | アクシスギャラリー(〒106-0032 東京都港区六本木5丁目17-1AXISビル) |
入場料 | 無料 |
お問い合わせ | E-mail woodwork.ntcri(a)gmail.com E-mail gallery(a)axisinc.co.jp ※メールの際は(a)を@に変えてご利用ください。 |
主催 | 台北駐日経済文化代表処台湾文化センター、国立台湾工芸研究発展センター |
参加団体 | 国立台湾工芸研究発展センター、宮城大学 土岐謙次研究室、慶応義塾大学SFC 田中浩也研究室 |
研究者プロフィール
・土岐 謙次(とき けんじ):事業構想学群 教授
日本の伝統的漆工芸と、CADをはじめとしたデジタルデザイン技術の融合による新たな工芸・アートワーク・デザインの世界を提案しています。日本工芸のアイデンティティーの象徴とも言える漆を中心的な素材としながらも、3Dプリンターやレーザー加工機、カーボンファイバー等の先端素材などと融合したハイブリッドな活動を展開しています。また、南三陸町にて被災した耕作放棄地にウルシを植える活動を行っています。
<参考>
野老朝雄展 Solo Exhibition of Asao TOKOLO[LINKABLE MATTERS 2]開催
パリ装飾美術館による「ジャポニスムの150年」展に漆作品を出展
”構造乾漆”が環境省プラスチック・スマートの取組事例として紹介
9/4-6ファッションとデザインの祭典「ROOMS」に、事業構想学群の土岐教授が開発した”乾漆カード”が出展
事業構想学群 土岐謙次教授による「乾漆シート製法」特許出願
事業構想学群 土岐謙次教授による「構造乾漆」の研究がdesignboomで紹介されています
土岐教授らによる「構造乾漆」の技術を応用したSDGsのバッジがリリースされています