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22.09.28
個人の尊厳・安全・安楽・自立性に配慮した看護ケアを学ぶ/看護援助技術論Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ/看護学群看護学類
「看護援助技術論Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」(令和5年度より,新カリキュラムで科目名および科目構成が変わります)は,ヘルスアセスメントに基づく患者のニーズを充足するために必要な日常生活援助,生命活動を支える看護援助,治療・処置に伴う援助,感染防止技術などの看護技術の基本的知識・援助技術を学びます。 (各科目全16回)。
個人の尊厳・安全・安楽・自立性に配慮した看護ケアを提供するために
本科目は,看護ケアの基本原則である「安全」「安楽」「自立」をもとに,看護技術に必要な基礎的知識と援助技術を,講義や演習を通して学びます。患者に必要なケアを判断するためには,対象の身体的・精神的健康状態やその人を取り巻く家族や社会の状況にも目を向ける必要があります。このように対象を総合的にとらえて健康状態をみること,つまり「ヘルスアセスメント」の技術が必要です。形態機能学,病態学,ライフステージ看護学概論等の専門的知識をもとにアセスメントする力を身に着けていきます。
指導教員が臨床での看護実践経験を活かし,基盤となる看護学の考え方と技術を指導
各科目全16回の講義と演習を通して看護技術を学修するだけではなく,看護専門職としての態度や思考も学びます。看護の対象となる人々の尊厳や権利の尊重,対象とのコミュニケーションを通した相互作用による信頼関係の構築など,看護実践経験をもつ指導教員の対象者への関わり方や考え方からも看護の基本を学ぶことができます。
1年次の基礎医学系の学修内容と看護学原論をふまえて看護技術論と並行して看護援助技術論Ⅰが展開され,2年次に看護援助技術論ⅡとⅢを同時に進行しながら看護援助技術の基礎を学ぶ科目です。
看護援助技術論Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
看護援助技術論Ⅰは看護学群看護学類の1年生を対象とした後期科目で,看護援助技術論Ⅱ・Ⅲは2年生の前期開講科目です。あらゆる健康レベルにある対象のニーズを充足するための基本的な援助技術を学修します。(各科目全16回)
指導教員プロフィール
・勝沼 志保里(かつぬま しほり):看護学群 講師
・竹本 由香里(たけもと ゆかり):看護学群 准教授
・金子 健太郎(かねこ けんたろう):看護学群 講師
・大橋 幸恵(おおはし ゆきえ):看護学群 助教
<関連:看護学群授業紹介記事>
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