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26.06.11
3/22-3/28グアム・ナーシング・スタディ・ツアーを実施/実践看護英語演習/国際看護プログラム
看護学群の「国際看護プログラム」では、国際協力の現場や多様な文化的背景を持つ人々への看護実践において、関係者と協働できる基礎的な能力の習得を目指しています。その一環として、看護学群2・3年次の集中科目「実践看護英語演習」において、3月22日~28日に「Guam Nursing Study Tour(グアム看護研修)」を実施しました。
英語圏の保健医療・看護の現状とその文化・歴史的背景を学ぶ
看護学群学生が、グアムで6泊7日の研修を実施

看護学群3年次学生10名、2年次学生11名の合計21名の学生が、海外の医療・看護の実践や文化的背景を学ぶことを目的に、グアムの医療機関の見学やグアム大学の看護学生との交流を行いました。また、グアム島巡りやグアム太平洋戦争博物館見学、チャモロビレッジでのフィールドワークを行い、グアムの歴史やチャモロ文化についての学習を行いました。
グアム大学での看護学生との交流

グアム看護研修では、グアム大学の学生とランチタイムを毎日共にし、相互の親交を深めることが出来ました。また、看護演習室やシュミレーションルームをグアム大学の看護学生に案内してもらい、看護学実習や将来のことについての意見交換も行いました。




参加学生のコメント 小関梨紗さん(看護学群3年)※2025年度時点
互いの学校での学びや文化について話し合う中で、特に印象に残ったのは看護学生との就職活動に関する違いでした。グアムでは卒業後1年以内に国家試験を受験し、その後に就職活動を行うとのことでした。国によってキャリア形成の過程が大きく異なることを学びました。
参加学生のコメント 畑侑来さん(看護学群2年)※2025年度時点
グアム大学の演習室を案内してもらった際に、そこで、乳幼児のモデル人形に人種(肌の色)のバリエーションが用意されていたのが印象に残っています。グアムの多文化社会の象徴とその多様性が教育の基盤にあることを学び、外見の多様性や個人のルーツを尊重する柔軟な視座を得る経験になりました。
グアムの医療機関への訪問学習

医療機関訪問では、2つの医療施設に行き、Guam Memorial Hospital Authority(グアム記念病院機構)では、循環器病棟、リハビリテーション科などの見学を行い、処置の際の出血リスクを最小限に抑える治療や血圧管理、退院支援や転院調整における多職種連携について学びました。Guam Regional Medical City (グアム地域医療センター)への訪問では、術後のリハビリ病棟や救急部門の見学を行い、救急対応システムや看護体制、医療物品の管理について学びました。


参加学生のコメント 菅原胡桃さん(看護学群3年)※2025年度時点
看護師や看護学生の指導を専門とするクリニカルエデュケーターや、全体の監督を行うスーパーバイザー、心電図モニターを専門に観察する看護師など、看護職の中でも業務ごとに複数の役職があり、それぞれが専門性を発揮している様子が印象的でした。
参加学生のコメント 庄子瑠莉さん(看護学群2年)※2025年度時点
病院の基本理念に「患者だけでなく家族もケアの対象である」と明記されていました。実際に退院支援の際には、家族を含めた話し合いを行い、患者の意思を尊重しつつも家族の考えも受け入れる体制が整っているとのことでした。見学の際には、様々な家族が面会に訪れている様子も見ることができ、患者とその家族へのサポートを大切にしている病院の雰囲気を感じました。
グアムの歴史・文化・風土を学ぶフィールドワーク

グアム看護研修では、Valle Esmeralda De Flores(エメラルドバレー)、Inarajan Natural Pool(イナラハン天然プール)、Two Lovers Point(恋人岬)、T. Stell Newman Visitor Center(太平洋戦争記念館)、Chamorro Village Night Market(チャモロビレッジ・ナイトマーケット)などグアム島の様々な個所を巡り、フィールドワークを通して、グアムの歴史・文化・風土について、体験としての学びを得ました。







参加学生のコメント 谷口 真子さん(看護学群3年)※2025年度時点
グアム島巡りを通して、グアムの歴史や文化、自然環境について学ぶことができました。現地の生活や文化を知ることは、その地域の人々の健康観や医療への考え方を理解するうえで重要であることを改めて感じました。
参加学生のコメント 小野 愛華さん(看護学群2年)※2025年度時点
太平洋戦争記念館で視聴した映像の中の元兵隊の方の言葉が強く印象に残っています。太平洋戦争記念館に行き、日本とグアムで共通して、平和で戦争のない世界が望まれていると実感しました。

参加学生から後輩へのメッセージ
佐藤優羽さん(看護学群3年)※2025年度時点
「Don’t be shy」の気持ちで、失敗を恐れず積極的に行動してほしいです。英語力に自信がなくてもジェスチャーや表情を活用すればコミュニケーションは可能であり、完璧を求めすぎず「伝えようとする姿勢」を大切にすることが重要であると思います。
参加学生のコメント 飯塚彩花さん(看護学群2年)※2025年度時点
大切なことは、積極性であると思います。英語を話す機会を逃さず、積極的に言葉にして相手に伝える努力をすることが、人との関わりや自己拡大へ繋がると思います。海外研修では、自分から動かなければ、何も始まりません。英語を話さなくても研修はいつか終わる日が来ます。限られた時間であるからこそ、充実し、学びの多い海外研修にするために、まずは挨拶など小さなことでもいいので行動してみることが大事だと感じました。

(左から)宮城大学 国際交流・留学生センター長 曾根洋明教授、グアム大学 Global Learning and Engagementセンター長 カルロス・タイタノ先生、実践看護英語演習 担当教員 小松容子教授
実践看護英語演習は、グアム大学と連携により、グアム大学看護学生との交流のほか、グアム大学の看護実習施設である2つの医療施設への訪問学習を行うことが出来ました。
実践看護英語演習について
看護学群看護学類2・3年次集中開講の選択科目であり、国際看護プログラムで必ず履修の必要となる授業です。英語圏の保健医療・看護の現状とその文化・歴史的背景を理解し、異文化への感受性を高め、国際的視野を拡大する機会として、事前研修と学外演習(海外渡航によるNursing Study Tour)を通して、学びを深めます。
指導教員プロフィール
・小松 容子:看護学群教授
精神疾患を抱える人にとってのノーマライゼーションの実現を目指して、精神障害者への偏見・差別の軽減に関する研究や、当事者やその家族の人たちがスティグマを克服出来るような支援の開発、家族支援に関する研究、精神疾患についての歴史的文化的研究等をしています。

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