新着情報
21.06.29
「森の学校」プロジェクトがJIA東北建築大賞(第1回 2020年度)を受賞しました
東北を主要フィールドとして持続可能な地域づくりの研究や実践を進めている事業構想学群の風見正三教授および同研究室が東松島市と協働して基本構想に携わった「森の学校」が、このたびJIA東北建築大賞(第1回2020年度)を受賞しました。森の学校プロジェクトはこれまで、日本不動産学会長賞、日本共生学会学会賞2部門、グッドデザイン賞と多数の章を受章しています。プロジェクトの詳細は下記リンクをご参照ください。
風見正三研究室が「森の学校」基本構想で第26回日本不動産学会長賞を受賞
「森の学校」プロジェクトが2020年度日本環境共生学会学会賞2部門受賞
GOOD DESIGN AWARD 2017 小学校におけるコミュニティデザインの取組
JIA東北建築賞とは
公益社団法人日本建築家協会東北支部では、東北における空間の質及びデザインの向上に貢献するべく本賞を創設。東北6県に造られた建築(専用住宅・戸建住宅 以外の建築)を対象とし、デザイン・性能・工法等において、東北の景観と環境に根ざした優れた建築を生み出した設計者と施主・施工者に対して贈る賞です。
今回の現地審査を終えて、山本理顕審査員長の「建築家たちはなんとか復興の手助けをしたいと、十分な費用もなくこんなにも労苦を強いられているのに、ほとんど孤立無援状態になっている。その様な困難な状況の中で建築家たちは献身的な努力をされた。全員に大賞を贈りたい。」との意見に、同じく審査をなさった渡邉研司審査員そして随行した進藤支部長他JIA東北支部のメンバーも賛同し、2次審査に残った10作品全てを大賞とする事となりました。(公式サイトより抜粋)
研究者プロフィール
・風見 正三 (事業構想学群 教授)
東北から日本の未来を発信するための持続可能な地域づくりの研究や実践を進めています。地域の真の豊かさを追求していくコミュニティビジネスの視点から持続可能な地域産業やライフスタイルの在り方を考察し、コモンズ社会の創造に取り組んでいます。21世紀は、地域の人々が主体となり、個人も地域も共に豊かになるシナリオを実現する時代です。こうした目標に向けて、コモンズの視点やコミュニティビジネスの手法から様々な地域で持続可能な地域創造プロジェクトを提案・実践し、地域主体のまちづくりによるサステイナブルコミュニティの実現を目指していきます。
<関連>
風見正三研究室が「森の学校」基本構想で第26回日本不動産学会長賞を受賞
「森の学校」プロジェクトが2020年度日本環境共生学会学会賞2部門受賞
GOOD DESIGN AWARD 2017 小学校におけるコミュニティデザインの取組
風見研究室・佐々木研究室による「富谷しんまち活性化プロジェクト」宮城大学×富谷市
利府町「tsumiki」がグッドデザイン賞を受賞/風見研究室・佐々木研究室
佐々木研究室・風見研究室 富谷市との連携プロジェクト 富谷宿観光交流ステーション「とみやど」内に「宮城大学×富谷市・共創ラボ」オープン
復興から学ぶ市民参加型のまちづくりⅡ―ソーシャルビジネスと地域コミュニティ―
震災復興過程で立ちあがった7つのソーシャルビジネスモデルが、いかにして地域再生に貢献したのか検証した。
※書籍「森の学校を創る-震災復興から発する教育の未来」は、公益社団法人経済同友会「IPPO IPPO NIPPON プロジェクト」の活動助成を受けて刊行しています。