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21.11.12
仙台市消防局(太白消防署)のプロモーションデザインに挑戦#02、10/9 太白消防署視察 /感性情報デザイン演習Ⅲ
「感性情報デザイン演習Ⅲ」は、実践的なデザインプロセスを学ぶ演習科目として、価値創造デザイン学類3年生を対象に実施されており、開発系(デジタルメディア作品の企画・制作)とリサーチ系(リサーチのためのデジタルメディア活用・制作)の2つのスタジオに分かれて授業が展開されます。
今年度の開発系スタジオは「社会課題解決型」として、研究推進・地域未来共創センターのコーディネーションにより、実際に仙台市消防局(太白消防署)と連携し、消防局のプロモーションデザインを行います。最終成果物は、太白区内の大型商業施設や「仙台防災未来フォーラム2022」での展示発表を予定しています。(全15回予定)
第4回となる10月9日の演習では、太白消防署の現地視察を実施しました。
消防士の仕事の大変さや厳しさ、やりがいを現場で体験
現地視察では、消防署の施設や消防車両や救急車両の見学を行いました。また、消防士の主な仕事である「消火活動」「救助活動」「救急活動」に関して、それぞれの仕事を担当する消防士から説明と実演があり、放水訓練や防火服の着衣体験、災害救助現場における救助活動やAEDの使い方などを学生自身が実際に体験しながら学びました。
学生達は、普段近くで目にすることのできない特殊車両の内部やさまざまな専用資機材に触れ、装備品や機材の重さなどを身を持って実感していました。また、市民の安全を守るために火災現場や救助現場、日常の訓練でどのような活動を行っているか現場で活躍する各隊員から話を聞き、質問や制作のアイディアについての相談などを行っていました。
次回11月9日の演習では、これまでのレクチャや視察を通してグループ毎に検討した企画案のプレゼンテーションを行います。
仙台市消防局(太白消防署)とは
宮城県仙台市の消防部局として通常の消防業務を行うほか、仙台市消防音楽隊、消防航空隊、特別機動救助隊(スーパーレスキュー仙台)や、杜の都防災Web、消防署の公式Facebookなど防火・防災の観点だけでなく、総合的に消防署の意義や機能を社会に広く伝達する活動を行っています。
<関連>(前回記事)
仙台市消防局(太白消防署)のプロモーションデザインに挑戦#01、10/5レクチャー実施
<2020年度記事>
仙台市消防局(太白消防署)のプロモーションデザインに挑戦#01レクチャー実施
仙台市消防局(太白消防署)のプロモーションデザインに挑戦#02学生プレゼン実施
仙台市消防局(太白消防署)のプロモーションデザインに挑戦#03 講評会実施
仙台市消防局(太白消防署)のプロモーションデザインに挑戦#04春の防火防災ラボ開催
感性情報デザイン演習IIIとは
感性情報デザイン演習Ⅲは、価値創造デザイン学類の3年生がこれまでに修得したデザインに関する知識や技術を統合し、実社会と繋がりのあるフィールドにてデザインプロセスを実践的に学ぶ演習科目です。ウェブメディア、グラフィカルメディア、インタラクティブメディアなどのデジタルメディアによる価値創造の実践とグループによる共同制作を通じて価値創造デザインプロセスを学びます。