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22.02.22

2/18-2/20大和キャンパスで宮城大学卒業研究制作展・事業構想学研究科修士制作展を開催しました

事業構想学群価値創造デザイン学類4年生が取り組む卒業研究では、4年間の学びの集大成として学生自身が関心のあるテーマを設定し、それぞれの専門性を最大限に発揮します。その成果を社会に発信することを目的として、今年度も2月18日から20日の期間中、宮城大学大和キャンパスで制作展を開催しました。本展示は、大学院事業構想学研究科修士と同時開催となります。たくさんのご来場、ありがとうございました。

<下記写真は、昨年度開催の様子です>

卒展開催にあたって

かつてワルター・グロピウスが「旅する建築家として私の心にまず浮かぶのは、芸術家・建築家・プランナーは、新しい文化に何を貢献しうるかという疑問であった。」と言ったように、デザイナーは新たなモノや価値を生み出す職能として理解されているが、過去の文化を更新してゆくことでしか新しい文化に到達しえないのだとすれば、ここに発表された数々の学生たちの試みはデザインとしての本質を十分に踏まえたものだと言えるのではないだろうか。

グロピウスは続ける。

「最も大切だと思われることは、あらゆるデザイナーが自分の個人的なデザインについて、全体のなかで果たす役割を考えることである。」と。卒業制作では学生が個々に社会での役割を「想定」し、できる限りの提案をするが、これからは実際の社会で、大学で取り組む課題では直面しえない、想定を上回る場面の連続に直面することになるだろう。

折しも一昨年来のコロナ禍で世界はこれまでの価値観では対応できないことが増えている。恐れずむしろ新たな価値観を社会に提案し、その価値を確かめていく勇気と心構えを携えていく彼らの旅の始まりを言祝ぐ機会になればと思う。

土岐 謙次 | 事業構想学群教授・価値創造デザイン学類長


開催概要

展示名 宮城大学 事業構想学群
生活環境・感性情報デザインコース
空間デザインコース・メディアデザインコース
卒業研究・制作展+大学院事業構想学研究科修士制作展
期間 2021年2月18日(金)-20日(日)、10:00-19:00
場所 宮城大学大和キャンパスデザイン研究棟ほか
(〒981-3298 宮城県黒川郡大和町学苑1番地1)
アクセスマップ
入場料 無料

本展示は、感染症対策を行った上で実施いたしますので、ご来場の際は下記についてご協力をお願いします。
※新型コロナウィルス感染症拡大により公開を中止する場合があります。来場前に必ず本学ウェブサイトにて開催状況を確認の上ご来場ください。
※発熱、倦怠感のある方はご来場をお控えください。また、ご来場の際はマスクの着用をお願い致します。
※入館時に検温・手指消毒とご記名をお願いしております。また、一度に入館いただける定員数を設定しており、定員数を超える場合は、係員の誘導に従い、ご指定の場所でお待ちいただく場合がありますので、あらかじめご了承ください。


価値創造デザイン学類について

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