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23.02.24
(開催終了)【宮城大学・石巻市】3/3食品業者向け石巻フード見本市で「石巻市陸上養殖実証実験調査によるウニ」をご紹介/片山亜優准教授
宮城大学は 2021 年度より,石巻市が実施する再生可能エネルギーを活用した低コスト陸上養殖実証調査事業を受託し,ウニを対象とした陸上養殖実証試験を行い,適正養殖条件を調査しています。低コストで採算性が確保され,持続可能な陸上養殖を実現するためには,海藻類にかわる新たな「餌」を見つけだす必要があり,宮城大学ではこれまでマメ科植物のクローバーや,パプリカの葉を餌としてウニを肥育する技術開発を行ってきました。先日行われた試食会に続き,3月3日(金)食品業者向けに行われる石巻フード見本市においても研究成果の展示・試食を行いますのでご案内いたします。
開催概要
イベント | 石巻フード見本市2023 |
日時 | 2023年3月3日(金),10:00~15:00(予定) |
場所 | 石巻魚市場管理棟2F(986-0022宮城県石巻市魚町2-14) |
内容 | 特別企画コーナーにおいて企画⑤「石巻市陸上養殖実証実験調査によるウニのご紹介」として研究成果を展示します。※パネル・ウニ剥機の展示及びウニの試食を予定しています。 |
主催 | 石巻フード見本市実行委員会 |
申込み | 食品業者・メディアの方向け,申込不要(市場見学会や個別相談会等,申込が必要となるプログラムもございます。詳細は公式サイトをご確認ください。) ※一般消費者の方は参加できませんのでご了承ください。 |
再生可能エネルギーを活用した低コスト陸上養殖実証調査
本事業は,低コストで採算性が確保された陸上養殖の実現に向け,石巻市内における再生可能エネルギーを活用した陸上養殖について調査・実証試験を行い,その調査結果や陸上養殖マニュアル ( 参考例 ) を地元事業者に周知することにより,石巻市内における陸上養殖事業の実現,事業者の所得向上,担い手や雇用の確保,水産加工業者への加工原料の安定供給,石巻市水産業の地域経済の安定化・活性化を目指す石巻市の事業です。この事業のうち,石巻市ではウニの陸上養殖に関する実証調査を宮城大学と,ギンザケの陸上養殖に関する実証調査を石巻専修大学と実施しています。
研究者プロフィール
・片山 亜優(かたやま あゆ):食産業学群 准教授
「クローバーウニ」をはじめとして,水棲生物の餌料に関する研究や,自然のしくみを明らかにするため,海洋,河川,湖沼に生息する魚類,貝類などの生物が,どのように生活しているのか,また環境との関わりについて研究しています。ウニやマダコなどの陸上養殖の技術開発、事業化に向けた取り組みもしています。
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