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22.05.13
6/5食産業学群須田教授による講演「食肉の美味しさの秘密 ~生肉を分子評価し調理後を予測~」が開催されます(再掲)/生物生産学類
食の安全と美味しさの観点から動物の能力を遺伝的に改良する研究を行う食産業学群の須田義人教授による講演が、2022年6月5日に開催されますので、ご案内いたします。※以前2月に予定していた講演会の再開案内です。
食肉の美味しさの秘密 ~生肉を分子評価し調理後を予測~
食肉は、一部のライフスタイルの人を除き、多くの人が好み、栄養学的にも必要な食べ物となっていますが、その理化学的な要素に裏打ちされた美味しさや特性を根拠にした評価がなされていません。市場では、主として、見た目や大きさだけで評価されており、価格を決める大きな要素にもなっています。各地で食肉のブランド化が進み、それらの間での違いは何か、また食感や食味の違いは何かなどを科学的に明示して、店頭で消費者が選ぶことができれば、好みやその日の気分で食肉をチョイスできるのではないでしょうか。食肉の美味しさを理化学的な要素で簡易、迅速、安価に、そして非破壊で評価する研究成果を紹介します。
開催概要
タイトル | 「食肉の美味しさの秘密 ~生肉を分子評価し調理後を予測~」 |
講師 | 食産業学群 教授 須田 義人他、日本政策金融公庫仙台支店、食肉生活衛生として次亜塩素酸消毒にかわる「電解強アルカリ水素イオン水」の㈱マツノの商品説明などを予定 |
日時 | 2022年6月5日(日) 13:00~15:00 |
会場 | ホテル白萩大広間「錦の間」 〒980-0012 宮城県仙台市青葉区錦町2丁目2-19 |
対象 | 本講演は宮城県食肉生活衛生事協同組合員向けとなります。 一般の方やメディアの皆様による聴講をご希望の場合は、別途お問い合わせください。 |
主催 | 宮城県食肉生活衛生事協同組合 宮城県食肉事業協同組合 宮城県食肉公正取引協議会 |
お問い合わせ | 宮城県食肉事業協同組合、担当:佐藤 電話:022-355-6646 |
全国食肉事業協同組合連合会(AJMIC)について
全国食肉事業協同組合連合会(全肉連)は、食肉消費地における流通段階の近代化・合理化の推進のため全国の食肉販売業者を基盤として円滑に消費者に対し食肉を安定供給する機関として昭和41年に設立されました。
また、宮城支部の事務局は組合員様の福祉共済保険・店舗賠償保険・お肉のギフト券販売など店舗で小売りできる商品(お肉屋さんのカレーシリーズ・焼肉のたれ・衛生消毒商品)などを仲介しており、HACCP・コロナウイルス感染予防対策・公正取引など巡回訪問しています。国産食肉の普及、販売促進として各地で無料試食・親子料理教室・施設慰問・コンテスト・農業祭などでお肉の美味しさを広めています。
研究者プロフィール
・須田 義人(すだ よしひと):食産業学群教授
複数の研究機関や大学と共同で、動物の能力を人にとって望ましい方向に遺伝的に改良する研究を行っています。
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