新着情報
22.03.01
文理融合!!動物遺伝育種学の須田教員と農業経済学紺屋教員による学術図書「新 家畜生産入門(第2版)」発売中/食産業学群
食産業学群-動物遺伝育種学の須田教員が監修執筆し、同学群-農業経済学の紺屋教員が参加執筆した学術図書「新 家畜生産学入門(第2版)」が、3月1日にサンライズ出版より刊行されましたのでお知らせいたします。
文理融合の視点で、乳・肉・卵の生産や畜産物の流通、農家経営を分かりやすく解説
この書籍は、石川県立大学の平山教授(家畜生産管理学)の呼びかけで制作されたものでもあり、全国の若手研究者らで最新かつ実践的な内容が盛り込まれています。乳・肉・卵などの畜産物生産や家畜管理を学び、また興味がある皆さんのための入門書となっていて、難解な理論を分かりやすく解説し、また生産現場での話題や問題点、そして実践的な技術などが解説されています。初版の評価が高く、全国の学生さんや農家さんらに愛読されて、畜舎の机の必須アイテムとなっています。畜産のエッセンスを集約的に学ぶことができると評されている1冊です。
「新 家畜生産学入門」
ウシ、ブタ、ヒツジ、ニワトリといった家畜生産学を学ぶにあたっての入門書であり、公務員試験などで頻出される項目についても必要最小限の事柄を掲載した。また、各章に「Work Sheet」を設け、復習などでの活用ができるよう配慮した。また、世界的規模で求められるアニマルウェルフェアについても章を設けて取り上げた。畜産を専攻する学生のみならず、幅広く本書を活用してもらえればと考えている。
- 出版元:サンライズ出版
- 奥付の初版発行年月:2022年03月
- 書店発売日:2022年03月01日
- ISBN:978-4-88325-749-2 c3061
- 著者:平山 琢二 編著, 須田義人 編著
※須田義人(食産業学群教授)が第2章:品種と育種「ウシ/ブタ/ヒツジ/ニワトリ/経済形質の遺伝的な改良」を執筆。
※紺屋直樹(食産業学群講師)が第13章:畜産経営と畜産物の流通「畜産経営/畜産物の流通」を執筆。
研究者プロフィール
・須田 義人:食産業学群教授
複数の研究機関や大学と共同で、動物の能力を人にとって望ましい方向に遺伝的に改良する研究を行っています。
・紺屋 直樹:食産業学群講師
農業について経済学の立場から研究しています。
<関連>
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・「行動経済学:新しい経済理論の展開」生物生産学類/模擬講義
・予察情報と農家の意思決定について研究しています(シーズ集)