新着情報
25.07.03
7/25東北電力グリーンプラザ「海の中の小さな怪物!?ちりめんモンスターを探そう!」に食産業学群片山准教授が登壇(申込~7/11)
食産業学群 片山 亜優 准教授は「クローバーウニ」をはじめとして、自然のしくみを明らかにするため、海洋、河川、湖沼に生息する魚類、貝類などの生物が、どのように生活しているのか、また環境との関わりについて研究しています。7月25日、東北電力グリーンプラザが主催する小学生向け実験教室「海の中の小さな怪物!?ちりめんモンスターを探そう!」に本学と連携協定を結んでいる国立研究開発法人水産研究・教育機構岡崎氏と片山准教授が登壇しますのでご案内いたします。申し込みあとわずかですので、この機会をぜひご活用ください。詳細は公式チラシをご覧ください
海の中の小さな怪物!?ちりめんモンスターを探そう!
宮城県沿岸では8月の表層水温が30℃を超えるなど、経年的な水温上昇が観測されています。このような水温上昇にともない、これまで東北海域では見られなかった南方系の魚が頻繁に漁獲されています。このような魚は、東北では漁獲対象種として馴染みがないため、知名度も低く未利用魚として扱われています。「ちりめんモンスター探し」は、加工されたちりめんじゃこ(カタクチイワシの仔魚など)に混じっている未利用魚も含む様々な魚介類を探す体験です。
開催概要
イベント名 | 東北電力グリーンプラザ実験教室「海の中の小さな怪物!?ちりめんモンスターを探そう!」 |
開催日時 | 2025年7月25日(金) Aコース:10:30~12:30 Bコース:14:00~16:00 |
場所 | 東北電力グリーンプラザ1階、コミュニティールーム (980-0811 宮城県仙台市青葉区一番町3丁目7-1) |
内容 | いわしなどの稚魚を干して作ったちりめんじゃこ、よく見てみると、海に住む生き物たち“ちりめんモンスター”が隠れています。“ちりめんモンスター”を探すとともに、海の環境について学ぶプログラムです。 |
対象 | 小学生(3年生以下は保護者同伴)、各回16名定員(抽選)、参加無料 |
講師 | 食産業学群 准教授 片山亜優、国立研究開発法人水産研究・教育機構 岡崎 雄二 |
お申込み | 東北電力グリーンプラザ奥のインフォメーションカウンター(受付)でお申込みいただける他、ハガキ・FAXでもお申込みいただけます。詳しくは公式チラシをご確認ください(応募締切7/11必着) |
主催 | 東北電力グリーンプラザ |
国立研究開発法人水産研究・教育機構について
水産研究・教育機構は、水産分野における研究開発拠点であった国立研究開発法人水産総合研究センターと、人材育成を目的とする独立行政法人水産大学校が 2016 年に統合し、国立研究開発法人水産研究・教育機構が発足しました。2020 年には、全国9ヶ所の研究開発部門を「水産資源研究所」と「水産技術研究所」に再編し、開発調査センターと水産大学校を加え現在の体制になりました。機構は , 水産物の安定供給と水産業の健全な発展に貢献するため、水産分野における研究開発と人材育成を推進しその成果を最大化し社会への還元を進めることを基本理念として活動を続けています。
教員プロフィール
・片山 亜優(かたやま あゆ):食産業学群 准教授
「クローバーウニ」をはじめとして、水棲生物の餌料に関する研究や、自然のしくみを明らかにするため、海洋、河川、湖沼に生息する魚類、貝類などの生物が、どのように生活しているのか、また環境との関わりについて研究しています。ウニやマダコなどの陸上養殖の技術開発、事業化に向けた取り組みもしています。
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